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神奈川県~三浦半島~

横須賀・三浦・葉山・逗子・鎌倉、横浜でフラワーセラピーレッスン

お子様の花育レッスン、フラワーカウンセリングを行っています

花香 *KAKO* です。

 
 
今の季節に花を咲かせるアケビ。
漢字では 「木通」 「通草」 と書きます。
 
名前の由来は、諸説ありますがこんな
説がありました。
 
【あくび説】
果実が熟して割れた様子が、人間があくびを
している様に見えるところから。
 
【開け実説】
果実が熟すと、実を開ける(あけみ)
が訛ってあけびに。
 
【朱実】
果実の色が赤いので 朱実(あけみ)と
読んだところから。
 

先日お散歩中に、出会ったアケビの花がこちら。



注意してよーく見ないとなかなか気が付かない
場合が多く、ひっそりと咲いているお花です。
 
アケビの花は雌雄同株、雌雄異花で、
一斉に花を咲かせます。

大きい花が雌花
小さい花が雄花
です。
 
5枚葉の(ゴヨウ)アケビ
(6枚あるんだなぁ。。何故でしょう
普通のアケビと、ミツバアケビの雑種
とも言われるそうですが…)

 

 
3枚葉のミツバアケビ
 
 



秋に結実するアケビの実ですが、、
同じ株の雄花から送粉しても結実しないので
他種の雄花の花粉が必要なんだそうです。
 
ゴヨウアケビなら他のミツバアケビの雄花粉が必要
なんですって。
 
しかも、結実するまでに7・8年程度の時間を要すとか。
昔は、里山では普通に存在していたアケビ。
野山で遊ぶ子供達のおやつにもなっていた
そうですが、今ではアケビの実を生産する
農家さんもあるんです。
 
今では、アケビの実に遭遇する機会も少なくなって
しまいましたので、もし自生のアケビの実に遭遇する
事が出来たらとってもラッキーですね。

甘く食用になる実を味わってみる楽しみも
あると思います。
 
個人的に、とても好きなお花です。
決して派手ではないけれど、
落ち着いた素敵な色彩をしています。

茶花でも飾られていたのを見て
とても心を惹かれました。
 
もし、今の時期にアケビの花を見つけたら
じっくりとお花探しをしてみて下さい!
 
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
今週もまた1週間、頑張りましょう!


(イラスト画像はWikipedia より)