本日、葛飾ろう学校でのフラワーアレンジメントレッスンでした。

この時期、受験や就職活動などでお忙しい生徒さんたちも多くていらっしゃるため、先生方もお忙しいです。

本日は、聞こえる生徒さんが通訳をかって出てくださいました。

山本先生が、昨年制作したクリスマスツリーがまだきれいというお話をしてくださったので、「山本先生の愛で長持ちしているんですね。」と、お答えすると、少女のようにキャッキャとなさりながら、ご用で席を立たれました。

そのような流れから、本日はレッスン開始時に愛についてのお話になりました。

「昔、赤ちゃんをAとBのグループに分けて、Aグループの赤ちゃんには目を見て話しかけてお世話して、Bグループの赤ちゃんには目も見ない、話しかけないでお世話したんですって。Aは愛があるわよね、みんなきちんと大人になった。じゃあBグループの赤ちゃんはどうしたと思う?」

「うーん。。。愛がないと思います。」

「そうね、Bグループには愛を与えなかったから、みんな大人になる前に死んでしまったんですって。。。人も花も愛がなければ、生きていけないのかもしれませんね。皆さんも、お友達やご家族や、色々な人に親切にすることは愛ですから、愛をお届けしてね。そしてアレンジする時は愛を込めて作りましょうね。」と言うと、

レッスン中になぜか生徒さんたちからCM歌が聞こえてきました。「♪愛が1番〜アイフル〜♪」「まぁ、…そうなんですけれども。。。そこではお金を借りないようにしてください。」と苦笑い。

その後、お持ち帰りの方々のビニール袋に「愛を込めて作りました。」的な内容のメッセージを生徒さんたちが書いていらして、早速愛をお届けしていて、私は大変うれしかったです。

藤林先生、いいお顔でお願いします!と、手話でお伝えすると、それを見ていた生徒さんが大笑いしていましたけども。。。いいお顔で写せましたでしょ?

最近、手話のドラマ続きですねーという会話で、「多分日本で1番有名な手話はプリンなんじゃない?」と笑いました。

プリンって、普段あまり使わない手話ですが、私もお教室へ行くたび、『由香先生!私手話できます!プリン!!』と、よく言われます。もはや手話でプリンはSnowManファンのおかげで、全国区ですね。

ろう学校の先生や生徒さんたちは、それをきっかけに、手話が周知されることがうれしいとおっしゃっていました。













本日のアシストは美歌先生。

来月はかつろうキッチン用のフラワーアレンジ制作でお邪魔いたします。


〜余談〜

私と入れ替わりに、ご年配の公衆衛生学の先生に手を振って近づいて『先生、今年もよろしくお願いいたします。』と、ご挨拶しました。すると、「あなたのこれ、いいね〜。」と、私を真似て手をふりふりされました。

「ごめんなさい、私、これ多分、癖なんです。どなたにも手を振ってしまって。失礼しました。」すると、

「僕だけに、振ってくれてるんじゃないの?」と、お茶目におっしゃるので、そこにいらした柏倉先生と美歌先生と大笑い。

「(公衆衛生学の)先生だけに、手を振っていることにしときましょう。。。先生だけに振っています!先生だけです!!笑」

今日の愉快なひとコマでした。