今週はどちらのお教室に行っても、先日の台風のお話になりました。
「ゆか先生はお仕事行くのに電車大丈夫でしたか?」と、皆さまに御心配いただきましたが、おかげさまで 電車の混雑に巻き込まれることもなく、急な雷雨の時にも建物の中にいて知らないことが多く、行きも帰りもいつも晴れているので助かります。可愛い長靴をウキウキ履いて出かけると、必ず晴れるというのは、有名な話で、以前カフェレッスンでの際、雨予報が外れ晴れ渡るとスタッフのお姉さんが私の靴が長靴かどうかを確認しに来て「あ!やっぱりゆか先生長靴履いてらっしゃる!」と言われていたほどです。

お天気が悪くなった時、 川崎のお教室の近くには多摩川が流れていることと、高台に住まわれている生徒さんがいらっしゃるので、私は特に心配しています。
今回の台風では、生徒さんのお庭の直径30センチはある桜の木が倒れてしまったり、東村山駅では、沢山の雀が死んでいたと伺いました。
また、千葉県が大変な被害を受け、そちらにお住いのお友達と全く連絡が取れず心配なさっている生徒さんもいらっしゃいました。
千葉での酷い状況がやっとニュースでも見られるようになりましたね。情報が入らないという不安の中で、過ごされる皆様のことを思う時、胸が痛みます。
多くの御宅が被害にあわれ、お屋根が飛び、夜空が見えるお家になっていたり、カーネションを栽培されていらっしゃる生産者さんのハウスのガラスがめちゃくちゃになり、来週出荷予定のカーネが全てダメになり五千万円の損害があったとニュースで拝見しました。私たちの元にくるはずのお花だったかもしれないと思うと、人ごとではありません。
心痛むニュースが相次ぐ中、それでも災害時に愛の種を蒔く方々も多くいらっしゃることは、励まされます。
ホテル三日月さんが温泉を時間を決めて開放されていることや、酒造会社さんが無料で氷を差し上げていらしたり、ツイートでは、赤ちゃんの液体ミルクがうちにあるので、差し上げますなど、皆さま本当にお優しく助け合いの心をお持ちの方々も多く、ご立派だと思うとともに、今できることを実践されていらっしゃる利他の愛を見ました。
大変な思いをされている方々を拝見するたびに、困っている方の元に脇目も振らず飛んで行って、お片づけを手伝ったり、声をおかけしたい思いが募ったり、根本的な日本の、世界の、色々にジレンマを感じつつ。。。
今の私には、被害を受けられた皆様が、一日も早く通常の生活になることをお祈りすることしかできません。
そして、私たちは全てを他人事と思わずに、日々の当たり前の生活が、最大限に感謝すべきことと再確認しつつ、今日のこの今を大切に生きていかなくてはならないと、そう思います。