2023年7月7日(金)



七夕の時期に出している香合です。

莨入れを香合に見立て使っています。



七夕は、五節供の内の一つです。
七夕では、里芋の葉の朝露を使って墨をすり、短冊に願い事を書く習慣があります。
里芋の葉の露は、天の川🌌の雫💧を受ける傘で、月からこぼれ落ちた神の水、「天水」であると言われています。
また、里芋は、親芋、子芋、孫芋とたくさんの芋ができることから、子孫繁栄を願う意味があります。

蓋の裏「寿」とあります。

里芋の葉 銀、青貝、金の蒔絵