2023年6月6日(火)



イスラエル製のローマングラスのペンダントを持っています。
現在のイスラエル周辺は、吹きガラスが製造された地でした。
多くのガラス工房が軒を連ねたローマ帝国のガラス産業の中心地でした。
 出土されたローマングラスの表面は、虹色、銀色に輝いています。
 約2000年の間、地中に埋もれていた為にガラスが自然と化学反応を起こして銀化したもので、「Patina
パテーィナ」(ラテン語で経年変化の味わいの意)と呼ばれています。
日本語では「古色蒼然」でしょうか。
イスラエルには行ったことはありませんが、このローマングラスを見たり触ったりしたして、遠いローマ時代の遺跡や海風、砂漠へ思いを馳せています。