過去最高2日総額161億円!390頭が落札 セレクトセール
サンケイスポーツ 2016年7月13日付ニュース
2日目の当歳セールは
232頭(欠場11頭)が上場され、
173頭が落札。
落札率74.6%は前年を下回ったが、落札総額73億5642万円は上回った。
2日間の合計では
479頭(欠場12頭)が上場され、
390頭が落札。
総額は161億3746万8000円で過去最高となった。
これで4年連続で過去最高を更新したことになり、
日本競走馬協会会長代行の吉田照哉氏=社台ファーム代表=は
「海外で通用する馬がいることが、みなさんの気持ちを高めたのでは。海外バイヤーも冷やかしではなく、真剣に買おうという意欲が感じられた。国内の新しい馬主さんも加わり、それが活気につながったと思う」
と大成功に目を細めていた。
■セレクトセール
一般社団法人日本競走馬協会が主催する世界有数の競走馬セリ市。
開かれた市場の確立などを目的に1998年に始まった。
過去に3冠馬ディープインパクトなど数多くのGI馬を輩出。
セールは他に、JRAの育成牧場で調教を積んだ2歳馬を対象としたJRAブリーズアップセールや、1歳馬が対象の北海道サマーセール、北海道オータムセールなどがある。