史上初!2歳馬海外遠征プラン スピルバーグに帯同
サンケイスポーツ 2015年1月31日付ニュース
昨秋の天皇賞馬スピルバーグ(美・藤沢和、牡6)が挑戦する英国遠征に、
藤沢和厩舎の2歳馬が帯同するプランが30日、浮上した。
スピルバーグはロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(6月17日、アスコット競馬場、GI、芝約2000メートル)に挑む。
その帯同馬には、すでに
ルルーシュ(牡7)
や
スーパームーン(牡6)の名前が挙がっているが、
藤沢和調教師は「ロイヤルアスコット開催には2歳のレースもいくつかある。牧場で見て、連れて行けそうな馬を探している」と2歳馬も遠征させる可能性を示した。
英国王室が主催のロイヤルアスコット開催(6月16~20日の5日間)では、全30レースのうち2歳戦もGII、GIII、準重賞の6レースが組まれている。
日本の2歳馬の海外遠征は初の試みとなるだけに、その動向が大いに注目される。
なお、スピルバーグの鞍上には日本人騎手のほかにムーア、ペリエ、ファロン、スミヨンの4騎手が候補に挙がっている。