戸崎、中央移籍へ「自信を持って臨んだ」…JRA新規騎手免許2次試験
地方競馬を代表する名手、戸崎圭太騎手(32)=大井・香取和孝厩舎=が29日午後、千葉・白井の競馬学校で行われた、13年度のJRA新規騎手免許第2次試験の面接を終え、改めて中央移籍への意欲を語った。
やや硬い表情で会見場に現れた戸崎は、いまだ緊張が冷めやらない様子。
ただ、面接の出来について聞かれると「大変だったが、家族のサポートもあって頑張れた。
やることはやって来たので、自信を持って臨みました。
今まで勉強してきたことを悔いなく出せたと思います」と力強い口調で話した。
同騎手は、05年と11年の1次試験を受験したが不合格。
昨年10月に3度目の挑戦で念願の合格を果たしていた。
また、10年から12年までの直近3年間で中央で年間20勝以上を2度クリアしており、今回の2次試験では、騎乗技術試験は免除され、技術に関する口頭試験に替えられた。
「地方競馬で培った技術を中央の舞台で発揮してみたいと考えたのが、チャレンジの動機です。
安田記念(11年リアルインパクト)を勝ったことも大きかった。
(大井の先輩の)内田(博幸)さんにも『精一杯やれ』と後押ししてもらった。
美浦、栗東所属はまだ決めていないが、もし合格したら、大きな翼で羽ばたきたい」と目を輝かせた。
合否の発表は来月7日。
開催中の船橋競馬場で吉報を待つことになる。
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130129-OHT1T00216.htm?from=related