私自身は独身だけど、友達には結婚している人も何人かいる。でも、子供がいる人はいない。だからか、結婚しているけれど、時間はある程度自由に使えるという人が多い。
しかし先日、初めて自分とまったく同じ年で子供を持つ人と話をする機会があった。
彼女は、二児の母。まだ二人ともとても手のかかるお年頃。そのため、彼女は数年来専業主婦をしていた。しかし、昨年からの不況の影響で、旦那さんのお給料だけでは不安であることから、パートの仕事を探し始めたという。
子供を預けられる所が見つかれば、仕事をしたい
現実はそんな彼女の意志とは逆に、保育所はどこも満員で順番待ちの状態。いつ空きが出るのか全くわからない中では、働きに出たくてもせいぜい週一日くらいとなってしまう。勤務時間帯も限られる。そんな状態では、雇ってくれる場所はなかなかないのは当たり前。しかも、今は求人倍率が低く、どこへ応募しても定員以上の応募数で、競争が激しい。
小さい子供を持つ女性が外で働くということがどんなに大変なことか、今まではあまり真剣に考えたことがなかったけれど、同じ年のその女性の話は、私の胸に重く響いた。
私自身、結婚して子供を持ちたいという気持ちがある。結婚や出産後も仕事を続けたいと思っている。それも、正社員としてフルタイムで。でも、実際に子供が出来たとき、安心して預けられる保育所がきちんと見つけられるのかしら?と疑問が出てきた。
今までもテレビや新聞の報道で、保育所が足りないというニュースは見聞きしていた。でも、正直なところ、全くの他人事だった。今回、私と同じ年で子供を持つ女性からの話に、今まで他人事と考えていたことがそんなに遠くない時期に自分の問題となるかもしれないと考えると、不安が出てきた。
子供は欲しい、でも、仕事も続けたい
という女性は多いはず。しかし、現実は保育所が足りなくて働きに出れないという人がかなりいると思う。逆に、そういったことを考えて、仕事を続けていきたいが故に、子供を持つことを諦めるという女性もいるかもしれない。
少子高齢化が進むこの国で、子供を持ちながらも仕事ができる環境を作っていかなければ未来はないと私は思う。
子供がいても、働ける
働いていても、子供が持てる
そんな社会が必要だと強く感じる。
今、国会では定額給付金の問題があがっているけれど、一人1万2千円を配ったところで、一般国民の現状を知らない棺桶に片足を突っ込んでいるようなオジサン達が想定するような経済効果など得られるわけがないと思う。同じ2兆円を使うなら、保育所を増やして子供を持つ親が安心して仕事ができるようしたり、小児科病棟を増やしたり、保育士の養成の支援に充てたり、もっと別の有効な使い道があると思う。それによって雇用が生まれるとも思う。
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