お正月料理の余りの鴨肉が食べないと危険な状態にあったから、鴨南蛮を作ったの。私が、だからね？
手抜きのできない女の私は、めんつゆなどは使わず、ダシをとり、お醤油、みりん、お塩で味を調えて、鴨肉と長ネギ、ついでに余っていた大根とさつま揚げまで入れて、もっそり具だくさんの鴨南蛮を作り、おそばを茹でてつけ麺にして食べたの。
一人で。
いいの、これはもう慣れてるわ？いちいち言わせないで？って、自分で言ってるわ・た・し
で、初挑戦で尚且つレシピなども見ないで適当に作ったにもかかわらず、激ウマにできちゃった鴨南蛮のつけ麺を食べながら思ったの。
そういえば、都合のいいことを表すのに、
カモがネギしょってやってくる
というけど、これを男女関係で考えて、男から見て都合のいい女というのを言い方を変えると、
カモネギな女
かも！？って思った。シャレじゃないぜ？
突然の呼び出しにも応じる女
突然のキャンセルにも応じる女
言い訳が通用する女
本当のことを言わなくてもいい女
男にとって自分の都合に応じてくれて、さらには性欲まで満たしてくれる存在にある女というのは、まさにカモネギなのではないかしら？
でもね、カモだよ？↓
（Wikipediaより）
足、短いぜ？
写真撮る時に口を前に出す「あひる口」が人気だけど、同じく口ばしが飛び出しているにもかかわらず、「カモ口」とは言われない、ひっそりとした存在なんだぜ？でも、鴨肉は高級食材の一つだけどね。
さらに、ネギだよ？↓
（Wikipediaより）
土を落としたあとのネギは白くてきれいだけど、生のままかじると匂いがしばらく残るぜ？ネギ臭いと所帯じみていると思われかねないぜ？日本の食卓には欠かせない、万能な食材の一つだけどね。
とにかく、鴨鍋も鴨南蛮もとってもおいしいけれど、カモがネギしょって来てしまったら、高いお金を払って鴨肉を買わずに済む上、ネギを切る必要もなくなり、手がネギ臭くなることもないというお手軽さになるの。
男から都合のいい女と思われる女性というのは、男性から見て特別気遣いが必要なくお手軽に使えるという意味で、カモネギな女だと思うわけ。
鴨肉自体は、お高い上にとても美味しいお出汁がでる物よ？そこにネギという万能な薬味が加わることで絶妙なハーモニーが完成し、食する人たちを虜にするの。
安くて都合のいい女なんて、ご冗談でしょう？
と上から目線でほほ笑むことができるような、お高い鴨肉的な存在になるべきよね。
ネギは自分で買ってきなさいよ？
と、さらなる上から目線で男を翻弄できる女性になりたいと、鴨南蛮を食べながらしみじみ考えてしまった、ひまわりの種でした。
それにしても、食い気の中で男女の関係を考えるという、素敵な荒行をしてしまった感じだわ？
一緒にカモ食べてくれる人、見つけなきゃ！
お帰り前にポチポチッとお願いします！
