昨日に引き続いて、初詣でのこと。
お参りと涙の夕日撮影を終えた私は、江ノ島を後に駅へ向かう人の波の中を歩いていたの。近くを歩いていた一組のカップルの会話が聞こえてきたわ。
女:おいしかったね!
男:ほんと、うまかったな
女:来て良かったね!
男:まぁ、なんでも俺に聞いてよ!

女:…あぁ…そうだ…ねぇ…ごにょごにょ…
男:何?ナニ様って言った!?
女:違う違う
男:何?なんか言いたいの?
女:えぇ~…あ~…何でもない

声からして、まだ20歳前後のお若いお二人かと推測したわ。で、私、これを聞いて、
この女子、できる!!
って思ったの。調子づいちゃっている男子に対して、喉まで出かかったその一言を飲み込む配慮。これこそが、モテる女のなせる技!!そう、これよ、これ。私に欠けている部分は。そこで、もしこれが私だったら、と想像してみたわ。
私:おいしかったね!
男:ほんと、うまかったな
私:来て良かったね!
男:まぁ、なんでも俺に聞いてよ!
私:は?ネットでもガイドブックでも見れば載ってるでしょ?
何言っちゃってんの!?
男:…
ええ、こんなことを言われた男性は、ブロークンハート間違いなし。デリケートな男心をあっさりと木端微塵に砕き散らす配慮のない一言。あんたがいなくても、大丈夫だけど?と暗に伝えてしまっている一言。
私、モテない!!!

って、思った、今更だけど。そうよ、モテ女への道は、
男性を立てることを知ること
こいつ、調子に乗ってね?と思えることでも、あえての笑顔でさらっと流す。
まぁ、この人ったら、可愛いわねと思える懐の深さ。
豚もおだてりゃ木に登る
その木をしっかりと支えてあげるくらいの心構えが必要なのよ。でも、私にはできない!!むしろ、その木をチェーンソーでガリガリと切り倒すくらいの心構えしか持ち合わせてないわ?
心にチェーンソーを持つ女
みたいな?そんな異名を付けられてもおかしくないのよ。このままではいけないわ!そうよ、
心にハシゴを持つ女
にならないと、モテないわ?木に登ろうとしている男子をハシゴで手助けしてあげるくらいの心構えが必要よ?でも、そのハシゴはどこに行けば手に入るのかしら?そうよね、自分で見つけないといけないわね…
そこで、今年の抱負
私の心にハシゴを
これに決まりだわ。

すっごい難しそうな抱負にしっちゃった感いっぱい!!
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