ブログネタを見ていたら、

まわりが見えなくなるくらいの恋をしたことはある?

というのが目に入ったの。そこでふと思い出したことがあり、それについて今日は書いてみようと思うわ。


まわりが見えなくなるほどの恋ってどの程度のことを言うのかは人それぞれの尺度があるけれど、私自身は、そういう恋愛をした経験がないの。今も昔もまわりに対しては妙に冷静で、好きな人がいるのかいないのか、彼氏がいるのかいないのか、私から言わない限り誰も気がつかないくらい態度が変わらない。

女性同士の場合、友達や同僚に好きな人ができたり彼氏ができたりすると、ちょっとした変化を敏感に感じ取るから、本人が何も言わなくても気付くことがあると思うけど、私にはその変化が全くないらしい。

彼氏と一緒の時、外でべたべたすることもなく、二人きりの世界がそこに出来上がることもないの。一見冷めてる?と思われかねないほど。だからと言って決して冷めているわけではないのよ?

恋愛に対して冷静そうな私も、一度だけ自分を見失った恋愛をしたことがあるの。今振り返るとあれが恋愛だったのか疑問に思えるくらいなんだけど、当時の私はおかしかったと思う。

あれは、20代半ばのこと。

当時付き合っていた彼氏は別れた後にわかったことなのだけど、結婚していたの。付き合っている間もなんかおかしいとは思いながらも、それに気付かないフリをしていたわ。

週末に会うのは、月に一度か二度
家に招待されたことがない
知っていた連絡先は、携帯のみ
電話しても出ないことが多い

ウソをつかれているというのはわかっていたの。結婚しているとはその時は全く思わなかったけど、何か隠しているだろうなというのは感じてた。けれど、私は彼のことをすごく好きだと思っていたし、核心に触れるようなことを言って別れるのは嫌だったから、自分をごまかしていたのね。

すごく苦しかった。

なんで私はこんなに見て見ぬフリをしなければいけない人と一緒にいるのだろう?

苦しくて苦しくて、でも離れることが怖くて、どうしようもなくなっていた。友達にも家族にも相談できずにいたの。相談したら返ってくる答えは一つしかないとわかっていたから。自分でもわかっていることを、人から聞くのが怖かった。だから、いつも正反対のことを言っていたの。楽しいとか、幸せなんだとか。本当は全くそうではなかったのに。

でも、当時の私は、

彼を愛しているから、どんなに私自身が苦しくても大丈夫

と思っていたの。そう、自分をごまかして苦しいのは、彼を愛しているからだと考えるようにしていたのね。

完全に、自分を見失っていた

と今考えると思うわ。一人になることが怖くて、本当のことを見ないようにして、自分の感じていることに目をそむけている。それが相手へのだなんて考えていた私は、とんだ勘違い女だわ。

このままでは自分が壊れてしまうと感じた私は、彼との一切の連絡を遮断したの。

怖かった。でもその反面、すっきりした自分がいたの。肩の荷が下りたというのは、まさにこのことを言うのだと思ったわ。だから、あれだけ彼を失うことが辛いと思っていたのに、涙は一切出なかった。

自分を見失った恋愛


人を好きになるとある程度は見て見ぬフリをしたくなるもの。でも、ある程度を超えて、自分の首を絞めるようになったら、それは間違った恋愛なのかもしれない、と私は思うわ。


間違った方向へは行きたくないわね?
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