毎年、12月になると、
この一年を振り返って
というのをあちこちで見たり聞いたりする。そんな中、25歳以降、一年一年過ぎ去ることが年々重みとなって圧し掛かってくるのを感じている人は、私だけではないと思うわ。そう、女にとって25歳というのは、お肌の曲がり角を迎える年齢であるのと同時に、色々な意味での賞味期限切れを気にせずにはいられなくなる年齢の幕開けとなるの。
そんな25歳という節目などとっくに過ぎた三十路の私にとって、一年間を振り返るというのは、
夏休みの宿題の読書感想文で、全く興味のない本を二日がかりで
無理やり読んだ後、読書感想文の一番重要である感想を書くため
に原稿用紙を広げたのはいいけれど、
つまらなかったです。以上。
とたった一行しか感想が出てこないために苦しんだ小学5年生の夏
もしくは、
同級生の男子を殴って泣かせてしまったことで怒られ、反省文を
書かされる羽目になった時に、
顔にむかついたからです。以上。
という、全く反省できていない文しか出てこなかった中学1年生の冬
を思い出させるの。
なんていうか、要するに言いたいことは、それくらい振り返ったり反省したりすることが苦手なの。それにね、三十路独身女にとって、一年を振り返るというのは、
恐怖に等しい感情

なの。だってそうでしょう?年明けになんらかの予定があればまだ振り返る気力はあるかもしれないけど、予定など一切見当たらない場合には、振り返る時間が無駄よ?
自分の何がいけなかったのか?
なんて、尽き詰めて考えたらこの世に生まれた瞬間にまで遡る必要性が出てくるの。ええ、一年間の反省くらいでは全く足りないの。だから、振り返らない方が身のためなの。なんていうか、振り返ってしまったら、
自分の存在自体を反省

することになるのよ?それはいくらなんでも悲しすぎるわ?だから、前を向くしかないの!!ええ、私、ポジティブですから!って。そう、ポジティブでいることは大切でしょう?たとえそれが
自分の過去を消し去りたいとか、
あえて過去は見ないようにするとか、
後ろ向きな理由があったとしてもね。それに、いつでもどこでもポジティブでいるためには、過去のことは一瞬にして忘れる必要があるの。1時間前はすでに過去…昨日などというのは遠い昔すぎて記憶にないわ?くらいに。あまりの忘れっぽさに、周りから心配されても気にしない、そんな強い心構えが必要なの。だからよ?
三十路独身女は、妙に前向きでたくましい女性が多い
という理由は。ええ、皆、色々と抱えているの。だから、優しくしてね?

重みに耐え続けなければいけない私を応援してね?