やっぱ、顔でしょ？？
恋に落ちる瞬間って
くそ暑い中、もっさり伸びてきた髪の毛を切るべく、チャリで美容院へ向かっていたの。とあるどでかい公園の入口に差し掛かった時、いきなり別のチャリが私の目の前を横切ろうとしたのよ！
危うくぶつかりそうになったところを、私の
素晴らしい反射神経でギリギリ止めたわ？そしたら、そのチャリに乗っていたバカ男、こちらに気づいて慌てて謝ってきた。私、相当イラッとしたから思わずガン飛ばしちゃったのよ。でもね、私、彼のことは許したの。だって、
カッコ良かったの！！！！！
カッコいいから許す！みたいな？？
彼、本当にカッコ良かったの！びっくりしたわ？たぶんね、
身長 187cm 絶対、背が高い！見逃さないわよ？
体重 86ｷﾛ 筋肉質でがっちり系 抱かれたいわ？
顔 濃い目 ってか、日本人じゃなかったっぽい ハーフ？？
年齢 33～34才 おいしそう！ 食いたいわ？
職業 インテリアデザイナー 勝手な想像ですけど？
一瞬のガン飛ばし中にこれだけのデータが頭にインプットされたわ！！素敵！私！！
でも！！！
もし、私の反射神経がモナの下半身級だったら、きっと絶対思いっきり彼にぶつかっていたわ！！だって、そうしたら、会話が始まるでしょう？
キャ！ごめんなさい！
わ！！こちらこそ、すみません！！
あ！大変、血が出てるわ！
あ！大丈夫です！
私の家、すぐ近くだから手当てして差し上げます！
え！あ！すみません、お願いします
そこから、何かが芽生えていたかもしれないわ！！
恋
と書いて、
ラブ
と読む
だったかも。。。。おっすぃ。。。すっごくおっすぃ。。。
無駄な反射神経の良さ
を恨むわ？ていうか、もしかしたら私、こうやって不必要な反射神経を使って何度も
恋の寸止め
をしていたのかもしれないわ？？？大変！！！良くないわ！寸止めなんて！
恋でも
アレでも
とにかく、寸止めは女としてやってはいけなかったのよ。
だから決めた！私、これからは
ブレーキの利かない女
を目指す！
ぶつかる！いい男に！逃がさないから！！！
もう私、止まらないから！！！！
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