山手234番館~エリスマン邸『花と器のハーモニー2022』 | 花の東京お散歩日記
港の見える丘から元町公園方面へ向かう。
それから、昭和初期のアパートメント
山手234番館を訪ねて。
テーマは
『紙婚式《色で魅せる優しい空間》』
Tomoko Flower Studio制作
テーブルウェアは
1735年創業のリチャード・ジノリ。
《オリエンテ・イタリアーノ》
《ヴィラ・アドリアーナ》
ピンクや赤のガーベラや薔薇で室内を飾り
結婚1年目の
若々しく明るいフレッシュなムード
黄色いガーベラやマム、レモンの果実と共に
キウイフルーツとアーティチョークに
そっくりなガラス皿で楽しく遊んで
《カテーネ》チェーン
エルメスにも
シェーヌダンクル・モチーフの
カップ&ソーサーがあるのを
ふと思い出したり。
《イル ヴィアッジョ ディ ネットゥーノ
(ネプチューンの旅)》
ガラスの花瓶の中のガーランドは
他のお客様も、ご注目。
サボテン&多肉植物もセンス良く飾る
というか、盛り付ける⁉️とw
お洒落なインテリアになるけれど
子供の頃、父の持つ店に
サボテン鉢が床の上に置かれてあって
私にはそれが
動物のふさふさした毛並みに見え
掌で触ったら棘が刺さってしまい
父にピンセットか何かで取って貰った
可愛いくもおバカな思い出がある。
小さな子供がいる家庭には向かないかも❔
サボテンを見る度、思い出す。🌵w
私は植物の和名表記が好きなのだが
サボテンは覇王樹&仙人掌で面白い。
エリスマン邸へ。
大正15年頃建てられ、解体後
昭和になって、この地で再建されたという。
テーマは
『銀婚式「そして、これからも…」』
ブロッサム・サロン制作
テーブル・ウェアはノリタケの《花銀彩百合》
百合《アイシャ》、芍薬《深山の雪》
居間兼食堂にて
クラシックな楽譜棚
結婚行進曲といえば
ワグナーかメンデルスゾーンを
思い浮かべるけれど
西洋特にドイツでは
ローエングリンのストーリーが悲劇なので
ワグナーの結婚行進曲は禁止らしいとの
話もあるようで
洋画を観ていると、かなりの割合で
ウェディングシーンに
ワグナーの結婚行進曲がよくかかるのは
その後、カップルに悲劇が待ち受けている
という伏線だったのかしら。
3歩進めば直ぐに忘れる私の頭では
劇場を出るとストーリーは忘却の彼方へと
飛び去ってしまうから
今度は覚えておくとしよう。
サンルーム
子供の頃、母が何を突然思ったのか
十姉妹を飼い始め
私もお世話をした事など今、思い出した。
陶器の小鳥を床置きにすると……
子供は遊ぶよね、私みたいに。
この、貝殻を寄せ集めて丸くしたオブジェ!
よく思い付きましたね大賞を贈りたい。
プロテアとギガンチウムと
オリズルランかドラセナに似た
葉っぱの組み合わせとベース
それに背景の絵がマッチしている感じ。