法隆寺、中宮寺へ行って来た。京都から行くなら、JRで奈良、奈良からJR法隆寺の経路で行ける。JR 法隆寺から法隆寺行きのバスが出ていて、法隆寺参道で下車する。法隆寺と中宮寺は僧寺、尼寺の関係だそうで、夢殿を出ると中宮寺の入り口があって、菩薩半跏像(伝如意輪観音)を見ることが出来る。拝観料は合わせて、2100円。今、京セラ美術館でやっている「村上隆 もののけ 京都」の2200円の観覧料と比べるのは良くないかな。甥の配偶者は絶対行きたくないと言っていたけれど、、、、、現代アートはよく分からない。村上隆は岡本太郎の流れを汲むのではないかと思わせるけれど、花に顔が付いているのをアートとは思いたくない。馬鹿にされているような気がする。本人が何らかの理論を持って創作していればなんであれ認められるのが現代アートという気がするこの頃である。面白いことは面白いのだけれど、高く評価されていると聞くと戸惑う。

 百済観音と半跏像はどちらもたたずまいが静けさをまとっていて、とても美しかった。そして、日本史の教科書に載っていた仏像や壁画を見ることが出来た。玉虫厨子はあんなに大きなものとは思っていなかったのと、展示してある場所が暗かったので、表面に何が描いてあるのかよく分からなかった。法隆寺に行ったことがなかったとは、行ってみて初めて気がついた。