今日は、母の施設で

化粧教室を開催しました。


2ユニット合同の教室になって

2回目でした。


母のユニットでない入居者の方は、

「初めてです~。 よろしくお願いします。」

とおっしゃっていました。

あれっと思いつつ

「はぁ~い、よろしくお願します。」

と始めました。


化粧教室終わって

それぞれのユニットに戻って

おやつとお茶が終わった時に

介護士の方に

「一緒に屋上に行きませんか。」とお誘い頂きました。

母の歩行の訓練のためだと私はわかりましたが、

他の入居者Aさんが「どこに行くの?」と

私に聞かれました。

無視するのも、嘘を言うのもイヤだったので、

「屋上に行くみたいですよ。」と答えました。

「私も行く~」とAさん。

そこまでは、よかったのですが....

母は自分で靴を履いたりできないし

歩く時も手を引っ張って、支えないと歩けないです。

でも、Aさんは、ご自分で全部できます。

行くと言ったらすぐに靴も履き替えできます。

なので、しばらく母を待つ状況になってしまいました。

そこで、イライラされて

「あなた靴も自分で履けないの!!!

練習しなさいよ!!!

歩くのも手を引っ張ってもらって....」と母に対して。

そして「この人に対して過保護なんじゃない!

出来るように教えてあげなさいよ!」と介護士の方々に。


母は、言葉もなかなか出ないので黙っていました。

私は、悲しく、悔しく、涙をこらえました....


お二人の介護士の方々がAさんにいろいろ言ってくださいました。

そしたら、Aさんは行かないと言いだされたので、

行きましょうって私がお誘いしました。


だって、Aさんも認知症という病気によって、

攻撃的になってしまっているのでしょうから....

しかも、お元気なAさんは、お化粧もしたのですから、

どこかに行きたいのは当然です。


Aさんは、化粧教室を楽しみにしてくださっていて

今日も一番に席でお待ちになっていたのに

皆さんが集まらないことにイライラされていました。

まだ時間でないからですよ~などと言いながら

我慢してもらったのも

爆発の原因だったかもしれません。


このブログを書きながら、涙溢れてきました。

病気だとわかっていても

私の心が傷ついていたんですね....


認知症の早期発見、早期治療に繋がりますように!


今日もお読みくださいましてありがとうございます。

愛と感謝をこめて

Maria