ショートスティを利用していた頃は

スティ先で作成してくださった日誌のようなものに

「帰宅願望がありましたが、

お話を聞いていると

落ち着かれました。」

と何度か書かれていました。


でも、10月の老健、

そして、今のグループホームでは

帰宅願望はありません。


叔母が電話で

家に帰りたい?って聞いたら

「うううん」と言って首を横に振って、

「ここがいい。ここがいい。」

と言っていました。


昨夜、私がクループホームに行った時、

ケアマネさんと同じユニットのおばあさんと

建物の入口で会いました。

何か買いたくて出かけるのかなぁ~?

なんて思っていました。


私が帰ろうとした時、

ユニットの玄関で

さっきのふたりが並んで

椅子に座っていました。


私がドアを開けてもらうと

「私も一緒にエレベーターに乗って

いいかしら?」とおばあさん。

ケアマネさんを見ると

頷いていらっしゃたので、

「どうぞ~」と

私に「どちらまで帰るの?」と

「○○までです。」と答えると

「何で帰るの?」と

「自転車です。」と言うと

「私は△△まで、歩いて帰るの。」と....


帰宅したいというおばあさんに

ケアマネさんは、

何度も付き合っているんだとわかりました。

昨夜は、あれから何度繰り返されたのだろうか?

認知症の人にとって

施設に入所するって、

すごくストレスなんだろうなと

改めて感じました。

でも、施設の方々は、プロ。

そこは、お任せしていれば

安心だと私は思っています。

施設の方々のお仕事は本当に

たいへんだと思います。

感謝です。



今日もお読みくださいましてありがとうございます。

愛と感謝をこめて

Maria