先日、アーティフィシャルフラワーの花束を
アレンジメントにリメイクするお手伝いをしました。
「この昭和的な花束、何とかなりませんか?」
というご相談を受けて見せてもらった花束は、
確かに飾るには難しいものでした。
黄色のバラと白のアマリリス、見たことがない謎の小花、
ゴールドクレストのようなグリーン。
これらがきっちり二等辺三角形の形に組まれ、
真っ赤なラッピング用紙に包まれている花束は、
長さ60cm、幅40cmというビッグサイズ。
でも記念日のプレゼントだから、
何とかして飾りやすく素敵なものにしてあげたい。
そこで、持ち主様ご本人にその花束の中から
残したい花を選んでもらい、あとは潔く処分。
選んだ5本の黄色のバラを最大限に活かすスタイルを考えました。
ビフォーの花束の写真を撮り忘れたので
アフターしかありませんが、出来上がったのはこちら。
![yellow rose1](https://stat.ameba.jp/user_images/20160405/01/flowerlife-with-3kids/a8/39/j/o0800120813611741120.jpg?caw=800)
やはり花束のままでは飾りにくいので、
形は持ち手のついたアレンジメントに変更しました。
黄色のバラは3本と2本に分けて配置することで
主役の花をはっきりさせることに。
![yellow rose2](https://stat.ameba.jp/user_images/20160405/01/flowerlife-with-3kids/95/e4/j/o0800053013611741119.jpg?caw=800)
黄色のバラが映えるように、
バラの側にはオレンジ系のポピーとカーネーション。
グリーンのアジサイと白の蘭で優しい
グラデーションになるようにしています。
バラの花びらとは違う質感のポピーとカーネーションを
選ぶことでお互いに引き立てあうように。
![yellow rose3](https://stat.ameba.jp/user_images/20160405/01/flowerlife-with-3kids/0f/0d/j/o0800120813611741121.jpg?caw=800)
無事に昭和の香を飛ばすことが出来ました♡
このように、「リメイクが出来る」というのは
アーティフィシャルフラワーの大きなメリットです。
丈夫なので形を変え、組み合わせを変えて
新しいものに生まれ変わることが出来る点が面白いところ。
もし、今あなたの手元にあるアーティフィシャルフラワーを
気に入ってなくても、その中でも生かせる素材がないか、
よく見てあげてくださいね。