アーティフィシャルフラワーのメリット④ | タイの「思い出」を「花に込めて」残したいあなたへ

タイの「思い出」を「花に込めて」残したいあなたへ

元五つ星ホテルのフラワーデザイナーが、上質なアートフラワーで作る
モダン&アジアンスタイルのフラワーギフト
Atelier Lotus Leaf


先日アーティフィシャルフラワーの花束を

アレンジメントにリメイクする
お手伝いをしました。



「この昭和的な花束、何とかなりませんか?」



というご相談を受けて見せてもらった花束は、

確かに飾るには難しいものでした。



黄色のバラと白のアマリリス、見たことがない謎の小花、

ゴールドクレストのようなグリーン。

これらがきっちり二等辺三角形の形に組まれ、

真っ赤なラッピング用紙に包まれている花束は、

長さ60cm、幅40cmというビッグサイズ。





でも記念日のプレゼントだから、

何とかして飾りやすく素敵なものにしてあげたい。

そこで、持ち主様ご本人にその花束の中から

残したい花を選んでもらい、あとは潔く処分。

選んだ5本の黄色のバラを最大限に活かすスタイルを考えました。



ビフォーの花束の写真を撮り忘れたので

アフターしかありませんが、出来上がったのはこちら。



yellow rose1



やはり花束のままでは飾りにくいので、

形は持ち手のついたアレンジメントに変更しました。

黄色のバラは3本と2本に分けて配置することで

主役の花をはっきりさせることに。



yellow rose2



黄色のバラが映えるように、

バラの側にはオレンジ系のポピーとカーネーション。

グリーンのアジサイと白の蘭で優しい

グラデーションになるようにしています。

バラの花びらとは違う質感のポピーとカーネーションを

選ぶことでお互いに引き立てあうように。



yellow rose3



無事に昭和の香を飛ばすことが出来ました♡



このように、「リメイクが出来る」というのは

アーティフィシャルフラワーの大きなメリットです。

丈夫なので形を変え、組み合わせを変えて

新しいものに生まれ変わることが出来る点が面白いところ。

もし、今あなたの手元にあるアーティフィシャルフラワーを

気に入ってなくても、その中でも生かせる素材がないか、

よく見てあげてくださいね。