ローズゼラニウムの挿し木をしてみませんか？

こんにちは

フラワーリーグVIP会員No　１３００１１　安藤みのり　です。

数日前にも書きましたが我が家のベランダでは、バラ数種をはじめいろいろな植物の鉢植えを育てています。

実はもともと私は超面倒くさがり屋さんで、花屋さんなどで気に入った鉢植えを購入してもあっという間に枯らしてしまう人でした・・・(^_^;)
お花のアレンジをするのに、お恥ずかしい話です。

それが何年か前に、すぐ水やりを忘れたり、逆にやりすぎたりする過酷な環境に耐え抜いて厳しい夏と冬を生き残った鉢植えが・・・。
そこから我が家のジャングルへの道が始まるのですが、友人曰く「たぶん、植物がこの環境で頑張るしかないなって覚悟したんだね」だそうです（苦笑）

その中の一つが「ローズゼラニウム」でした。

一般的な園芸種のゼラニウムではなく、ハーブゼラニウム（センテッドゼラニウム）の一種で、他にもレモンやパイン、チョコレートミントなど「え、それもあるの？」というくらい、色々な香りのゼラニウムがあります。

その中でも一番知られているのがこの「ローズゼラニウム」で、名前の通り葉っぱをこするとバラの香りがします。

水やりの時など気づかないうちに足や洋服が葉に触れて、フワッと香ってきた香りにうっとりなんてことも

ハーブなのでお菓子に使ったり、お風呂に入れてもいいようです。

↑咲き始めのころ

さて、やっと本題。

このローズゼラニウムの増やし方ですが、種でも増えますが簡単なのは”挿し木”。

放っておくと好き勝手に伸びてしまいますし、古い枝は木質化してくるので剪定するのですが、そのついでにチョチョイとできます。

①元気な枝を先端から10cmほどの長さに切り、葉を２、３枚残して後はとります。

②普通の挿し木だとしばらく水を吸わせてから行うのですが、ゼラニウムの茎は水分が多いので、そのまま植えると切り口から雑菌が入って枯れてしまうことがあるので、日蔭に一日おいて切り口を乾燥させます。←ここポイントです

③市販のさし芽、種まき用の土や赤玉土、砂などに挿します。（出根剤などをつけてもOK）

④やや日陰になるところに置いて、枝先の葉を観察して葉がダメになったものはすぐに抜いてしまいます。早ければ２週間、だいたい１か月ほどで根が出るので、根が出たものを鉢に植え付けます。

大体８０％くらいの出根率でしょうか。
いままで、結構な数の子供たちを嫁に出しまた。

面倒くさがりの私がこんな作業ができるのは、この作業中ずっとローズゼラニウムのいい香りに包まれながらできるから