怪しさ満点。 | 博士号取得大作戦! -presented by Mika-

怪しさ満点。

先日、いつもお世話になっている整体院に、変な人が来ていた。

その男性は、院の端にあるトイレに入ったのだが、
ドアを閉めないのだ。
かろうじてトイレと部屋の間にカーテンがあったので中は見えないのだが、
ドアが閉まっていないので、当然音は丸聞こえ。
こちらが困ってしまう。

彼は、トイレを済ませると
白髪交じりの頭と髭をいじりながら、
なにやら文章がぎっちり書かれた紙の束を取り出し、
ボールペンで細々と書き込んでいる。
どうも、文章の校正をしているらしい。

初めはいすに座って作業をしていたのだが、
そのうち、床のじゅうたんの上に座り込んでしまい、
最後には両足をぴんと伸ばしたまま
160度開脚状態で、文章の構成に没頭していた。


明らかに変な人。


でも、その人はいわゆる「研究者」であるに違いない、と
なんとなく肌で感じていた。
何か通じるものがあるのだ。


そんなことを考えて彼を密かに観察していた私は、と言えば、
彼の隣で床のじゅうたんの上に寝そべって、
じーっと何時間も分厚い本を読んでいる状態。
私だって、十分怪しいよねぇ。


整体の施術が終わった後、私を見て「にやり」と微笑んで(?)帰って行った彼の正体は、
案の定、大学の教授だった。(整体の先生が教えてくれた)


きっと向こうも、私に対して何か通じるものがあって、
にやりと通信を試みて来たに違いない。
妙な連帯を感じる、変な日でした。