迷路にはまり込むと、
なかなか抜け出せなくなることもあります。
抜け出すのに、
四苦八苦することも時にはあります。
が、抜け出せないことが、
楽しいことも時にはあります。
神田は、わざわざ迷いたくなるような、
路地裏の宝庫です。
そんな路地裏にたたずむカレー屋さん、
「本石亭」です。
見るからにシックな作り。
路地裏でこのようなお店を見つけると、
”やった”と思ってしまいます。
何気なく見つけられればそれはもっと楽しいのですが、
事前に大体の場所を調べてはいました。
でも厳密には調べてはいなかったので、
見つけるのに2回かかりました(--;
この路地も、結構狭く普通は通らないですね。
奥にもオシャレなレストランがあり、
今度訪問を考えています。
脱線しすぎましたので、
話を戻しまして。
ドアを開けると昔風の洋風なお店。
アンティークという言葉が似合います。
女性にとっても、ドアを開けるのが少し重いかもしれませんが、
開けてしまえば居心地のよい空間が現れます。
自分の訪問時は、お昼の時間が少しずれていたので、
お客さんが一人。
1階のカウンターに着座。
女性の店員さんと、
いつものように会話。
”おすすめは?”
丁寧な対応がうれしい。
”辛いのは大丈夫ですか?”
それこそ、辛い物好きでもありますので、
大丈夫とこたえ、
オーダーすることになったのは、
「欧風カレー」
上品です。
丁寧さが感じられます。
食べると、香辛料のバランスで辛目。
でも香りがよい。
味の奥行きも楽しい。
食べ続けると程よく体が熱くなり、
汗ばんでくる。
でも、食べ続けたくなるカレー。
路地裏のお店の雰囲気、味。
ホッとするような、でも上品。
そんな、また訪れたくなるカレーでした。
本日のおまけ 見たわね。