予告を見て楽しみにしていた映画です。



公開直後に行きました。



ご存知の方は多いと思います。
90年代、アレキサンダー・マックイーンはデザイナーデビュー当時からすごい新人が出てきた!と、ジョン・ガリアーノと共に注目されていました。



私は当時プレタポルテに関わる仕事をしていたので、この頃のことは、昨日のことのようによく覚えています。



パリコレも今以上に華やかで、ファッション業界、モデル業界、勢いがあり、新人デザイナーもたくさんデビューしていましたが、生き残るのは本当に実力のある人。



パリのファッション業界ではちょうど世代交代が行われつつありました。
シャネルはカール・ラガーフェルド、ユーベル・ド・ジバンシィ亡き後、ジョン・ガリアーノが抜擢されましたが、一年でジョンガリアーノはDIORへ。
ジョンガリアーノの後任に、リー・アレキサンダー・マックイーンが就任しました。



就任。その言葉がピッタリくるくらい重責なんですが、映画を観て、こんなに明るく「イェーイ」って感じでパリに来たんだ…って、驚きました。
さすが大物。
グランメゾンのデザイナーって、その会社の中の服作り部門の中では一番偉い人。
リー(アレキサンダーマックイーン)は、僅か27歳で就任しました。




一部の映像は、当時撮影していたものでした。
イギリスから来た、ちょっとヤンチャでアバンギャルドなデザインをする今一番勢いのあるデザイナー!という感じでした。




映画はショーの映像もありました。
youtubeで見ていましたが、やはり大きなスクリーンで観ると迫力があるし、これだけでも見てよかったと思えました。




お姉さん、元恋人(男性)、一緒に住んでた家族のような友人(女性)のインタビューを挟みながら進むドキュメンタリーでした。




業界にとって都合の悪いことは全く触れないわけにはいかないのですが、サラッと印象に残らないように触れていたことに、少しあれ?っと不信感も感じたのは事実です。




コカインにはまった時期もあり、
HIVだったこと、
母の死。
自ら命を絶ってしまったこと、
涙が止まらなくなりました。



モードの反逆児という日本語タイトル、秀悦ですね。



今もなお、愛されているアレキサンダー・マックイーンというブランド。
唯一無二のデザイナーだと思います。



マックイーンの生涯を追った映画として、良かったです。