2013年、カンヌ国際映画祭で最高のパルムドールを監督のみならず、主演女優2人も同時に受賞した素敵な映画「アデル、ブルーは熱い色」を観てきました

日本で公開されたのは、2014年4月だったのでちょうど2年前になりますが、今回マスターピース(傑作選)として、一週間のみヒューマントラストシネマ渋谷で上映されることになりました。
ここからはガッツリネタバレになります
ちょっと長めになりそうです

どんな映画なのか話題になった時に聞いていたけど、やはりさすがはパルムドール❗️
本当に素晴らしい映画で、私は久しぶりに衝撃を受けました。
ノーメイクで、クシャッとまとめた髪、いつも半開きな口がまだあどけない。
のに、タバコは吸うし、家で食事の時はワイン
(フランスではタバコは16歳から、お酒も家なら高校生でも合法のようです)
とにかくよく寝て、よく食べる。遅刻ギリギリにバスに駆け込み、文学が好き。安定した仕事に就きたいから、卒業したら保育園の先生になると決めている。
一方、もう1人の主役は
007よりも、この映画の撮影の方が先ですが。
ブルーの色に染めた髪はとても個性的。
フランスのリベラルな上流家庭に育った画家志望の美大生。
アデルが街で見かけたエマに、一目惚れをしてしまいます。
自分とは全く違う境遇で、自由に生きるエマに会う度に惹かれていきます。
2人は恋に落ちます。
アデル目線で描かれますが、恋の始まりってこんな感じだった…って思い出すくらいリアル。
アデルは元彼は男性で、女性を好きになったのはエマが初めて。エマも、アデルを愛おしく思っているのがビシバシ伝わります。
愛し合うシーンは、とても長く(笑)これは話題になりました
演じていた女優さんたちは監督のこだわりに、もう二度と彼とは仕事をしたくないと言ったとか⁉️
これは成功かな?と、私は思いました。
後にも先にももう二度と見られないシーンに違いありません。
この映画のDVDも発売されていますが、残念ながらこのシーンはカットされているようです。
エマの家庭や友人たちは芸術家ばかりで、一般家庭に育ったアデルは会話になかなかついていけません。「将来は何をしたいの?」と聞かれれば正直に「先生になりたいの」…その時点で会話が終わってしまいます。
エマの友人たちは芸術や哲学を学んでいて、アデルとは別世界に生きています。エマはアデルの文学の才能をもっと活かすべきだと何度もアドバイスしますが、興味のないアデル。
育った環境や思想の違いが、2人の気持ちとは裏腹に大きな溝になりつつある時、アデルは寂しさから男性と浮気をしてしまいます。すぐにエマに知られることになり、罵倒され、ついに別れが。
言い訳など一切聞かないエマ。
アデルは後悔しかなくて、幾度も復縁を迫ったり、2人で会っていた場所で待ち続けたり、それはせつなくて、そのシーンは心が苦しくなりました。
アデルは希望通り先生になり、エマを忘れるように仕事に打ち込みます。
私にはどんどん美しくなっていってるように見えました。事実、女性はそうですよ、ね❓
まだ続きがあります。原作では、アデルは薬物中毒で死んでしまうそうですが、映画は違います。
ちょっと明るい未来がありそうな予感。
ここまででほぼ3時間。全く長く感じません。
今まで観た映画のどれとも違う感覚がありました。
観た人はパスタが食べたくなるよって感想を見ましたが、その理由がよくわかりました。
頭の中を整理しながら歩いていたら、渋谷駅でNさんとバッタリ❗️
偶然ってすごいなぁ~~
観てきた映画をまだ消化中だと言ったら、Nさん、いつも私のブログの映画の記事は読んでるよって話してくれました
お元気そうで嬉しかったです♪
サルトル、再び影響を受ける。
ボブ・マーリーと、クリムトは昔から大好き

自分らしい知識や教養は持てるだけ持ちたい。
人生を豊かにするために




が記憶に新しいレア・セドゥが演じた「エマ」。