視聴者さんからリクエストのあった日本一のシャッター商店街に行ってきました。

スタープレイス柳ヶ瀬、岐阜県岐阜市、岐阜駅前に存在する商店街。

テレビ番組水曜日のダウンタウンで日本全国の商店街を調べ、総店舗数、閉店数から商店街全体の閉店率を調べた結果日本一のシャッター商店街に輝きました。


動画↓

https://youtu.be/QSlhR3sLbjM 

番組放送当時のスタープレイス柳ヶ瀬の総店舗数は188店舗、閉店数155店舗、84.6%の閉店率となっていました。


スタープレイス柳ヶ瀬は歓楽街で、飲み屋、キャバクラ、マッサージ店等の風俗店が集まる商店街。

ほら穴は西から東に向けて歩きました。
まずアーケドに入る手前にストリップ劇場まさご座が現れます。
ストリップ劇場なんて自分が20代の頃でも絶滅危惧種でしたが、スタープレイス柳ヶ瀬では現役でした😅
じつはまさご座、20代の頃岐阜出身の後輩に連れられ入った事があります。
女性ダンサーがちょっとづつ脱いでいく、加トちゃんがやっているようなショーでした。
ショーが終わると舞台横の小屋に赤ランプが灯り、追加料金を支払い小屋に入るとさっきまでショーをしていたダンサーと個人的にショーの続きが楽しめます。
まさご座を奥に進むとスタープレイス柳ヶ瀬のアーケドが見えて来ました。
アーケドの全長は300メートル。
夜間は屋根に取り付けられたネオンがレインボーに光り、幻想的な雰囲気を演出します。
ただし現在は節電対策なのか、レインボー照明は消灯しているそうな。

右も左も夜の街、雑居ビルには多くの店舗が入っています。
昼間に撮影したので営業しているお店はほぼ無いのですが、シャッター率84.6%なので閉業しているお店も多そう。
昼時だったので定食屋は無いかと探しましたが、廃店舗ばかりで昼食にありつけなかったです。

アーケド脇にぽっかり穴が空いていた、柳ヶ瀬センターと書いてある。
中を除いてみると、昭和時代にタイムスリップしたかのような光景が目に飛び込みます。
狭い通路の両サイドに小さなお店がビッシリ。
ライトが点灯している店舗もあるので、夜間は営業しているお店もありますが見た感じほとんど廃業していました。
スタープレイス柳ヶ瀬が衰退した理由は諸説ありますが、いくつかの記事を読んで被っていた部分を割出してみました。
まずかつて岐阜県で盛んだった繊維産業の衰退、価格競争の為に業者が海外に拠点を移し空洞化が始まります。
景気が悪くなると歓楽街に足を運ぶ人も少なくなる、
そして岐阜県で行われた国体、国体を開催する前に風俗店の撲滅浄化作戦が決行されたそうで、かなりの打撃だったそうです。
風俗店を狙い撃つつもりが、風俗店目当てに来た客を相手にしていた飲食店等にも客が来なくなり、多くのお店が廃業しました。
更にコロナ禍が追い打ちをかけ現在の姿になってしまいました。
シャッター商店街となっていますが、今度は夜の姿を見て現在の活気がどんなもんか肌で感じたいです。

今回は以上になります。