先日、小原流史の講義を聴きました。
歴史を知ると、
さらに面白く深いですね。
最後の方は、
時間がなくなってしまったので
続きをやって欲しい!と思いました

備忘録として
一部、まとめておきます

いけばなは、日本独特の文化。
いけばなの話をする時には
今年で557年目の
池坊(いけのぼう)が登場してきますが
池坊以前に 日本が
縄文時代、
松を立ててお祭りをしたり
花を愛でていた頃、
中国の律令国家であった夏では、
中国草花、瓶花はあったそうです。
ただ いけばなとは呼ばず
伝承もされていません

奈良飛鳥時代、
538年に仏教がインドから日本に伝来し、
仏前供花が伝わってきました。
そして、今から600年くらい前に
花でかたちを作ったり、整えたりしたのが
生け花のはじまり。
池坊といけばなに関する
最古の文献が残っているのが
室町時代、
1462年 紫雲山頂法寺(六角堂)
初代ご法院(家元) 池坊専慶
のことが記録され、
ここから伝承しています。
いけばなは、
かたちを整えるだけではなく
理論を持っている。
"もののあはれ"←重要

明治時代、
1895年(明治28年)を
小原流は元年とし、
2015年に 創流120周年を迎えました

創始 高田房五郎は
江戸幕末時代、
1861年 出雲国松江市にて
代々陶芸を生業とする
高田家に生まれ
幼い頃から
古美術史を読み、彫刻に魅力を持ち、
池坊の花道も学びます。
その後、両替商を営む
小原家の養子となりますが
小原房五郎が28歳の頃、
彫刻家を目指し大阪に出たときに
雲心 うんしんと名乗るようになります。
《故郷の心を忘れぬように
出雲の雲をとって、雲心となる。》
人懐っこくて男友達が多い雲心は、
1894年(明治7年)
弟子の松本まつ蔵の家で、
※まつの漢字は、木のしたに公
当時、珍しい
バラ、チューリップ、マーガレット、
ゼラニウムなどを見たそうです

まつ蔵氏は、
チューリップ
を鉢ごと
床の間に飾っていましたが
使っている肥料から悪臭がして
さらに ダンゴムシなど虫が歩いていたので
雲心が考え・・・

街の骨董屋にて
支那より輸入された銅の鉄鉢を見つけて、
そこに
チューリップ
マーガレット
アスパラガスを生けたのが
盛花の動機であり はじまり
記録が残っていないので、
先生が想像して生けてくださいました。
●花材●
ゼラニウム
マーガレット
アスパラガス・プルモーサス
当時のいけばな界では、
背丈の低い洋花は 流儀花として
絶対に用いてはいけないという
風潮があったそうですが
(実際は、背丈の低い花は使えないため?!)
盛花により 庭に咲く花(背の低い花)が
いけれるようになったそうです

まだまだ
創始家元 雲心
二世家元 光雲
三世家元 豊雲
四世家元 夏樹
五世家元 宏貴 現在と続いていきますが
長くなりますので、
この日 他に生けてくださった2作品を
ご紹介します。

