福井から名古屋へ、北陸一人旅。











新幹線も好きだが、特急列車もいい。











いや、特急の方がいいか。新幹線は、ビジネス臭が充満してるもんな。











列車はいい。線路の上を走る音と揺れが、体に心地いい。飛行機や車の揺れは、体にも心にも心地悪い。肌に合わん。











車窓を流れる、のどかな田園風景。そしてかすかな紅葉を残す山&山。











昨日までの雨は何だったんだ?











そして、昨日までの、お祭り騒ぎは何だったんだ?











今の俺は、昨日とは、全くの別人。











真っ赤になって歌ったり、ターンしたりするなんて考えられない。













ただの小さい旅人。













↑我ながらよく撮れたような気がする。













鯖江に停車。鯖江って、眼鏡が有名なとこじゃなかったっけか?













眼鏡、そろそろ変えないとな。











老眼鏡に。













北陸のちょっと哀愁がある空気は、俺の性格に合ってると思う。











海は太平洋より、日本海。











4歳まで札幌にいたせいか、北国の方がしっくりくる。











とはいうものの、奈良と三重のミックスだから、どちらかというと血は、関西寄りだ。













束の間の特急列車で、がっつり寝てやろうと思ってたけど、テンション上がってしまった。











そろそろ昼飯食べないと。











鱒寿司。











ではなく、さんまの押し寿司。











でもなく、助六&コーヒー(もちろん砂糖とミルクが、がっつり入ったやつ)というマイスタンダード。











俺は、暮らしに変化を求めない。ルーティーンワークをこよなく愛するバンドマンとは真逆の、バリバリの保守派だ。











この先の余生、できれば波風立てず、のんびり白湯をすすりながら生きていきたい。











などと、おいなりさんを食べながら、感慨にふけっている俺、周りから見るとかなり怪しい人だろう。











確実に浮いている。おそらく、この車両で一番、天国に遠いのが俺だ。











あっ、そう言えば、洗濯物、部屋干ししたら、朝、ほとんど乾いてました。











加湿器つけなくて正解した。











いいホテルじゃないか!ババァホテル!











いや、アパホテル。











これからもひとつよろしくです。昨日はごめんなさい。











じゃ、また!