の、サンバ事情。







新木場サンセットで、曽我部君と同じ楽屋だったので、久しぶりに色んな話しをしたんだが(曲作りの事や、歌詞、キャプテン・ビーフハート、その他色々)、曽我部君に「圭君は、最近どんな音楽聴いてるの?」と聞かれ、迷いなく、古いサンバと答えた。









実際に、家で鳴っている音楽は、90パーセント以上、60年代、70年代のサンバ。











フラカンで演っている音楽とあまりに違う為、曽我部君も、さすがに驚いてました。







まぁ、確かに、フラカンにサンバの要素はないもんなぁ(こないだのアルバムで、若干、まぶしたけど)。









でも、安心して下さい。いきなり、マツケンになったり、風になったりしませんから(BOOMは好きですよ)。











今では、CDの棚の6分の1ぐらい、ブラジル音楽になってしまった(サンバだけではなく、トロピカリア周辺や、ボサノバ、バイーヤ系、ボサノバ、ショーロもあるが)。









そもそも、はまるきっかけになったのは、もう10年以上前に出たBECKの「MUTATIONS」というアルバムだった。









その中に「トロピカリア」という曲が入っていて、これがブラジル音楽にのめり込んだきっかけ。











このアルバムで、ブラジルに走った人達は、たくさんいて、世界中でトロピカリアブームが始まった。











カエターノ・ウ゛ェローゾや、ジルベルト・ジル、ジョルジ・ベンetc、どれも、しびれた。









僕もそこから、ズブズブとブラジルにはまり、MPB、ボサノバ、バイーア、そして最終的に古いサンバにどっぷりとはまってしまった。











その後、カリプソやキューバ、サルサなど、ラテン音楽を浅く巡りつつ、サンバに戻った。









話しが長くなっちゃったけど、今年の夏は、古いサンバの当たり年。









↑長い間、廃盤だった「カンディア」というサンバシーンで、かなり重要なサンビスタ(サンバを演奏する者の事)のアルバムが、急遽、3枚、同時再発。







嬉しかったなぁ~。この3枚。もう5年ぐらいずっと探してたから。やっと巡り合えた喜び。内容は、もちろん素晴らしい!しびれたなぁ!









↑写真は、4枚だが、上の左端のCDは、2年前ぐらいに買って、持っていたもの。しかし、その横の、今回再発されたCDと、ジャケットが違うだけで、中身は一緒だった・・。









ブラジル語は、なかなか馴染みにくいので、つい間違えてしまう事もある。









他にも、この夏は、サンバのCDがたくさん再発されたんだけど、マニアックになるので、今日はこの辺で。











興味ない人には(ほとんどの人がそうだろうね)、チンプンカンプンな話しを長々と申し訳ない。









聴いてたら、つい・・。











あっ、そうそう、マサムネ君のメアド、聞けませんでした。









よく考えたら、自分から、メアドを聞いた事がなかった。









聞き方が、わからない・・。断られたら、ショックだし。多分、聞けば、普通に教えてくれるんだろうけど、もう一歩、勇気がなかった・・。









意気地なしです。











おっ!朝生に上杉隆が出てる!