「ミュージシャンと猫」だって?







という事は、いずれ「ミュージシャンと犬」って本も出るって事かい?









まだ話し、来てね~なぁ。









言っとくけど、表紙以外は、受け付けないんで、そこんとこヨロシク!









ギャラは、大好物の「ジャンボーン」一年分で手を打とうじゃないか。









くれぐれも話しは、早目に頼むよ。カットしなきゃなんないからな。









そうそう、マルモだか何だか知らんが、犬のドラマが、好評らしいね。あれで、ミニチェアシュナウザーの人気が上がるんだろう?









俺、よくシュナウザーに間違えられるけど、違うからな。俺はテリア一族の王様、ワイヤー・フォックス・テリア。











英国の貴族がキツネ狩りをする時にお供する犬だ、覚えとけよ。











今で言うならセレブ犬ってとこかな。まぁ、俺のご主人は、残念ながら、セレブじゃないけどな。あいつは、いい年こいて、売れないバンドを続けてる怠け者の甲斐性無しだ。











まぁ、たまにいい歌書くけどな。











俺達は、人間より早く年をとるから、あっという間にご主人とタメになっちまった。









考えてみれば、妙な気分だよなぁ。お手とか、お座りとか、何で、同い年のおっさんに向けてやらんといかんのか、馬鹿馬鹿しくなるぜ。











まぁ、それやっときゃ、飯くれるんだから、今後も適当に合わせてやるけどな。













で、今さらなんだけど、私、女の子だったわ。