こんにちは
今回は、「狂犬病の予防接種の重要性」
についてお伝えしたいと思っています
皆さん、混合ワクチンもですが
毎年なんでこんなに注射を打たなければ
ならないんだろう?(高額だし・・・)
と思ったりしませんか?
更に、日本では現在は
狂犬病は発症していないし
打たなくても大丈夫なんじゃないの?
と。
なんと、ある県では、
ワンちゃんの登録はあるにもかかわらず
予防接種を受けている
わんちゃんは6割程度だそうです
しかし、こちらを見て頂きたいのですが
実は、赤く表示する国では
狂犬病が今も発症している国です。
ほとんどが真っ赤っか
少しでも皆さんの意識が弱まってしまえば
コロナウイルスではないですが、
日本でも発症してしまう可能性が
あるんです
さらに、狂犬病は
犬同士だけの感染ではなく、人にも
感染し、その死亡率はほぼ100%です
犬が感染した場合の症状としては
狂騒型と麻痺型と言われるタイプがあり、
狂騒型では、極度に興奮し攻撃的な行動を示します。
また、麻痺型では後半身から前半身に麻痺が拡がり、
食物や水が飲み込めなくなります。
人から人への感染率はかなり低いらしいですが
大抵は、動物に咬まれたり、傷口を舐められたり、
動物の唾液が目、鼻、口から入り込むことによってうつります。
犬や猫だけでなく
サル、キツネ、アライグマ、
マングースやコウモリなどの
野生動物からもうつります
あるデータでは、
予防接種の効果期間が3年間あるため
1年に1回の接種は必要ない。という
声もありますが、
それも確実ではありません
日本では、犬からしか媒介が
確認されていませんが
飛行出来るコウモリは
国を渡ってくる種類のコウモリもいるため
都市部を中心に住み着くコウモリにも
感染している可能性もある事が分かります。
感染源が日本にもある可能性、
そして、一度かかってしまったら
100%の死亡率という危険性から
年に1回は必ず
狂犬病予防接種を打つ事が
義務化されているのだと
思っています
やっぱり、このデータをみて
日本も狂犬病発症していない
数少ない国の中に入っているのは
本当に素晴らしいことですよね〜!
さすが!
コロナウイルスも
本当に早く収束してほしいですね・・・
トレーニングが延期になってしまっている
お客様達の笑顔が早く見たいです
新規のお客様のご依頼も
たくさん受けていきたいです・・・
その為にも、
皆さんで協力し合い
乗り越えていきましょうね〜
ぜひ、これも参考になさってください↓↓
・動物に噛まれた時、ひっかかれた場合の発病予防(暴露後接種)
① 傷口を石鹸と流水で15分以上しっかりと洗い流す。
② 直ちに病院受診し、消毒用アルコールまたはポピドンヨード液で消毒する。
③ 狂犬病ワクチンを0、3、7、14、30日の5回接種する。
④ イヌやネコは口腔内にパスツレラ菌などを持っていることが多く、化膿止めを3日くらい内服しておくのが望ましい。
・あらかじめ予防で接種しておく場合(曝露前接種)は、0,7日、3~4w後の3回接種しておく。噛まれた時は当日(0日)と3~7日に2回の追加接種を行う。
さらに1年後に追加し、以後5年毎に追加する。