仕事納めをすませ、帰省や正月の準備にとりかかる人も多いこの時期ですね。

 

今年の整理をしていたのですけど(帳簿のね)

そうしたら、遠縁の訃報が告げられました。

 

人の命には盆も正月もありませんので、致し方ないことですけど

遠縁ながら好きなおばあちゃんでしたので、悲しくて涙が出ました。

 

この遠縁のおばあちゃんは、辛くても明るい言葉を使う人だったので

私の曾祖母に性格が似ていて懐かしくなります。

 

 

幼少期の私はねたきりの曾祖母といたんですけど、

お布団の中で色んな事を話しましたね。

懐いていたからかわいがってくれましたけど

一緒に過ごせたのは3~5歳までの2年程度です。

 

 

当然この頃の記憶は朧気ですが、後から祖母や親戚筋に幼少期のストーリーを聞いて

過去の祖母や親戚たちの態度を重ねてみれば、

色んなところでつじつまが合うんですね。

 

 

幼いひ孫の私を愛してくれていたのは曾祖母でした。

祖母は介護に直接かかわっている立場なので、私にそばをチョロチョロされることが鬱陶しいのです。

邪魔とかあっちに行けとか言うので、祖母の印象は怖いし冷たい人。

 

 

身体が不自由な分だけ人の雰囲気を読むのがうまい曾祖母は

私の言動や体調の変化にも敏感で、

この家に同居しながらの子育てがうまくいかない私の実母のやつあたりを察しては

祖母に「2階にいる親子の様子をみてきなさい」と指示していたとのことです。

 

 

田舎にはあることですが、我が家は4世帯同居だったんですね。

 

 

大きいお姑さんの介護をするお姑さんのところに嫁いだ母は、

将来を見かねて病気に逃避したのでしょう。

 

 

夫婦のコミュニケーションがうまいところは、どんな状況でも乗り越えることができるんでしょうね。

大人になっても苦労はしましたけど

自分ひとりが抱え込んでいてもいいことは無いということも納得できましたので

まずは自分の気持ちを察して、言語化することですね。

 

 

明るく生きることを教えてくれた遠縁のおばあちゃんと

愛を教えてくれた曾祖母にありがとうを伝えたいです。