家族の形を守るため

あの日私は「自分を殺した。」

…という帯が書いてある。

 

 

ヤングケアラーを題材としたマンガ『私だけ年を取っているみたいだ。』(文藝春秋)

水谷緑さんの作品です。

 

 

(Yahoo!Japan sDGsより)
 

 

なぜ、マンガの中では父親も弟もいるのにゆいちゃんだけがヤングケアラーになっているのか。

ヤングケアラーが生まれる要因とは、なんなのだろう?

 

 

家族でもっとも"弱い立場"の人がヤングケアラーになる傾向がありました。

きょうだいがいてもなぜか女の子が多かった

 

全肯定してくれる子どもに依存してしまう――漫画家が描く「ヤングケアラー」の実態



うーん、私もそうだったなぁ。

親が精神疾患になり、未成年の子供が大人の代わりをして生きている家庭が増えているのがわかる。

 

 

そしてヤングケアラーが成人したあと、

自分の恋愛、結婚、仕事、つまり生き方で迷ってしまったり

みんなと自分は何かが違うと感じている。

 

 

でもそれが何なのかは言語化できない。

 

 

大人になった元ケアラーだからわかる表現があるはず。

親が精神疾患であったとしても、自分がそうとは限らない。

遺伝を怖がっていたのは確かだけど、絶対的遺伝はない。

 

 

元ケアラー達が、現ヤングケアラーや、

関係者に対して気づいてもらえるように表現していくことが近道かもしれないですね。

当事者の子どもは、自分を殺しているため当たり前が違うんですから。