先日、こんなタイトルでニュースが流れた。

55歳母親を暴行死させた37歳男は“ヤングケアラー”だった

10歳から家事に追われた男と母親の「狂気の関係」

 

 

これじゃ現在のヤングケアラーが、将来的にこんな生き方になるじゃないかと疑問に思った。

ヤングケアラーの家庭環境も様々あるけど

親が精神疾患だったり依存症だったりすると

子どもが親の親代わりになっていたり、きょうだいの親代わりをしたりして

 

 

私も昔はよく「えらいね、いい奥さんになるよ」と親戚に言われたもんだけど

いい奥さんにもいいお母さんにもなっていないので

元ケアラーとしてできることは

ヤングケアラーだったから、未来も不幸のままだとは思わないでほしいことと

社会的にも成功している人は幼少期に苦労があった人が少なくないので

そういったことも話題に上げてほしいなと思っています。

 

 

 

 

元ケアラーがどうやって、人生を切り替えたかというと
大抵の人が誰かからの”パワーフレーズ”をもらっていることが少なくないことに気づいたんです。

 

 

私だと、ちょっと冷たいと感じられるフレーズですが

「自分は自分、人は人」

自分を感じないようにして、人の意見を優先して

そして愛されようとしていた態度を見抜かれたんだなと当時を振り返る。

これは27歳のある日、とある社長さんに言われた言葉です。

 

 

時々、幼少期からの思考習慣が出てくるので、

「そっか、自分は自分人は人だよな。」

とわざと思い返すようにしてみる。

 

 

そうしたら、アダルトチルドレン特有の、他者優先思考で疲弊する感覚が減っていることに気づきます。

これを繰り返していくと思考が習慣化します。

そうすると、他者に従う判断というよりも、人生に正しい判断がつくようになります。
 

 

物事が思うようにいかなかったときや、相手の表情や態度に傷ついたなら、

このフレーズは有効です。