先日UDトークのオンライン勉強会に参加させて頂きました。UDトークとはコミュニケーションアプリの一つで、聴覚障害の方や難聴の方、さらに違う言語を話す方とのコミュニケーションに役立ちます
UDトークの主な機能は
①「音声認識+音声合成」機能を使って視聴覚障害間コミュニケーション
②「多言語音声認識&翻訳」機能を使って多言語コミュニケーション
③「漢字かな変換や手書き」機能を使って世代間コミュニケーション です。
話したことを文字起こししてくれたり、手書き機能を使って聴覚障害の方と素早くコミュニケーションをとることが可能です。ZOOMと連携すると字幕として表示させることもでき、会議で聞き逃しに不安のある難聴者の方も安心です。
感音性難聴は音としては認識しているけれど、なんと言っているかわからないということが多いので、文字で聴力を補助してもらえるのは本当に有難いことです
※健聴者・伝音声難聴・感音性難聴の聴こえ方のイメージです。
多言語への翻訳や逆翻訳機能に加えて、対象(漢字かな、ひらがな、小学〇年生など選択可能!)に合わせてフリガナをふることもできたりと様々な世代・人種の方に優しいコミュニケーションツールです
医療現場ではホワイトボードに筆談することが多いのですが時間がかかったり、文字が読みにくく伝わらなかったりという問題もあります。なかなか伝わらないとお互いに不満に思うこともあると思うので、難聴のご家族との会話の補助としてなど様々な場面で活用されたらいいなと思います
百聞は一見に如かず!開発者の青木さんによるUDトークの説明動画です。
このUDトークは難聴者のコミュニケーションだけでなく多言語学習にも使えます
【使い方①:発音チェック】
UDトークに英語でしゃべりかけます。自分の発音がきれいだときちんと翻訳されます。
【使い方②:日本語⇒多言語へ翻訳、さらに逆翻訳で意味合いの確認】
〇〇という英語はなんと言うのかな?と思ったら日本語で話しかけるだけで翻訳してくれます。このUDトークの凄いところは逆翻訳もしてくれるので、伝えたい日本語の意味に合っているか確認できます。一般的な翻訳では自分の伝えたい意味合いと違う訳になってしまうこともありますが、この逆翻訳機能を使えばその問題も解決できます。
【使い方③:多言語作文の練習】
多言語で作文して話しかけてみます。発音+文法が合っていれば使える多言語の会話であると確認できます。自分が思っていた意味に翻訳されない場合はどこが違ったのか確認ができます。まずは自分で考えることで、ただの暗記や答え合わせにならず言葉として定着気がします。
今回多言語とさせて頂いたのはなんと150か国以上の言語に対応しているからです凄いです
オンライン環境であれば旅行中も使用可能です。海外の方に道を聞かれた時もこれを使えば対応できそうですね!興味ある方はぜひ一度ダウンロードしてみてください(回し者ではないです‼‼)