こんにちは!ローズマリーです。


私の娘が2回続けて見た夢黒い服を着た妖精、
名付けて黒妖精(そのまんまじゃん)が
ボロ屋をこれでもかってくらいに何件も何件も
娘に見せ続ける、悪夢の様な夢の3回目が
黒妖精の予告通り、また訪れたのである。
                  

娘「またあの妖精が出てきたよ!」

私「ええっ…また出てきたの!?」

「うん」

私「今回はどんな内容だったの?」

娘「前回と同じく家を見せられた」

そして詳しく内容を聞いてみると前回と同じく電気を点けるみたいにパッと現れて…

      イェーイ🤟🏻こんばんは☆
   今日も候補を見つけてきたぜ!
  さぁ!早速探しに行こうぜぇ!
  さぁ!早く!早く!早く!
                            
                    ええっ!?
何かいきなりキャラ変してるんですけど!?
しかも、かなりのハイテンション… 
その上、今回もなぜかに焦っていたので娘はかなり戸惑った。なので黒妖精に、
「な…なんでそんなに
  ハイテンションなんですか?
        ていうか何でそんなに焦っているんですか?」
と、おそるおそる聞いてみる。
すると…               
黒妖精
えっ?誰がハイテンションなのかしら?
     空耳じゃない?この知的で綺麗な私が
     アホみたいにハイテンションになったり
     焦ったりするはずがないでしょう?」
 
娘「…???」                     
                            
正直、言っている意味がよく分からなかったが
とりあえず、それ以上聞くのも面倒くさかったので…
娘「あっ…そうですよね」と返事をすると…
黒妖精「分かればよろしい!では早速
                素敵なボロ屋を見に行きましょう!」
その後見せられた家はやはりどれもボロ屋ばかり…
ボロ屋の周りは田んぼや木が沢山あり凄く田舎だったという…


黒妖精「田舎は良いですよね♡」

私「そっ、そうですね…」

黒妖精「ていうか…こんなどうでも良い会話を
                している場合じゃないんです!!!」 

娘(いや…自分から話をしてきたんじゃん…)

黒妖精「早く住む家を決めて下さい!」

娘「は?…えっ?」

いきなり決めろって言われても…正直どの家もボロすぎて住めるか不安だし……ん?ちょっと待てよ…これは夢だよね?住む家を決めても現実で住む訳じゃないし…
  
娘「じゃあ比較的まだ綺麗な感じが
        するこの家にします!」

黒妖精「よっしゃあ!!良かったぁ♡
黒妖精はそう言ってとても安心したような顔になった。  

黒妖精「じゃあ手続きしてまた来ますね!

娘「はっ?えっ…あっ…はい。」
そう言って黒妖精は電気がパッと消すみたいにパッと消えた。

             いや…手続きって何!? 
疑問が残ったが夢はこれで終わった。   
そしてこの後1ヶ月近く黒妖精が現れる事はなかった。
だが、この後現実で黒妖精の予言通り引越しに繋がる事件が起きたのである。

 次回に続く