おんぶ健康法
月に数回、母76歳の様子をみに、実家に帰っています。夏などは、暑いのと、お盆のお迎えの用意などもあり、母は身体も心も弱っていました。
そんな時は、レイキヒーリングをしていました。もちろん、喜んでくれていました。
ただ、実家に寄っても、たくさんの滞在時間がなくて、用事だけを済ませて、サッと帰る時もありました。そんな時に、母のしんどそうな顔に別れを告げるのが辛いときがありました。
そこで、思いついたのが、要はハートチャクラにエネルギーを送れば良くなるのではないか?という考えでした。
外国では、ハグをします。テレビなどで、そんな映像をみると、「あれは、ハートチャクラのエネルギー交換だな」と、思って、みていました。
でも、私が母とハグなんて、小さい頃以来していません。気恥ずかしさが先に立ってしまいます。
それなら、おんぶならどうだろうか?
ありがたいことに、母は小柄で、しんどい時は体重も40キロない時もありました。
私はというと、父親似の163センチ、体格ガッチリ。
おんぶできる!!
母にベッドの上に立ってもらい、私がおんぶをすると、母は「ごめんな、ごめんな。ありがとう。ありがとう。」と、謝りながらもお礼を言っていました。
その声がだんだんと涙声に変わっていきました。
私は、子どもをおんぶして寝かしつけていたことを思い出しながら、少し身体を揺らしながら、「よしよし。よく今までがんばってきたね。おつかれさま。よしよし。」と、声をかけていました。
5分もしていると、母も泣き止み、私の体力の限界もやってきたので、母を下ろしました。
母もですが、私も母のハートチャクラのエネルギーをもらったようで、心がすごく元気になりました。
それから、たまにおんぶをしています。
2回目以降は、母は泣かなくなりました。
窓の外を2人で眺めて、話をする余裕もでてきました。
また、別の日に姉にそのことを話すと、「私は、ようお母さんをおんぶできないわ。」と、小柄の為言っていました。
その日は、姉から思春期の息子のことを心配している話を聞いていました。
心が疲れてそうだったので、「おんぶしてみよっか?」と、なかば強引に誘いました。
姉は「いいよ、いいよ!何より、五十肩やから、おんぶしてもらうのが辛いかも😅」と、言いながらも、私からなかば強引に誘い、やってみました。
すると、「あいたた、やっぱり肩が痛いから、片方の手は下に下げるわ。」と、いって、手を下ろしました。
すると、姉が「わー、なんか涙が出てきた」と言い、涙を拭いました。
すこしたってから、姉を下ろすと、姉が「なんか、身体がポカポカしてるわ。ありがとう😊」と、喜んでくれました。
もちろん、私も身体はおんぶしてたから、ポカポカ、心もあったかくなりました。
誰にでもできることではないけど、私の体力が持つ間は、母に定期的にやり続けるつもりです。
最後まで、見てくれて、ありがとうございました😊