母がお空へ旅立ってから、2年目の春。
ある日、庭に吹く風がいつもと少し違って感じられました。
まるで母が、咲き始めたバラを見に来てくれているような気がして、
母の写真と一緒にバラを撮りました。
まだ時間が足りないのでしょうか。
母のことを思い出すと、
今でも涙がこぼれてしまいます。
この小さな庭で母と過ごした時間、
一緒に花を眺めた日々を思い出しながら、
今年も咲いてくれたバラたちを見つめています。
イングリッシュローズ
ゴールデン セレブレーションが開花しました🌹✨
とても美しく咲いてくれたので、
2輪カットして母の写真にそっと添えました。
黄色のバラを見ると、
遠い懐かしい記憶がよみがえります。
小学生の頃、母の誕生日に花束を贈りたくて、
大切に貯めていたお小遣いを握りしめてお花屋さんへ行きました。
「母の誕生日にプレゼントしたいのですが、
このお金で買えるお花はありますか?」
そう尋ねると、
「この黄色のバラはどうかな?
お母さんの好きな色かな?」
と聞かれ、
「はい」
と答えると、
「ちょっと待っててね」
そう言って作ってくださった花束は、
小学生だった私の両腕からあふれるほどの
大きなおおきな花束でした。
お小遣いで買えるのは数本のはずなのに…✨
「特別大サービスよ」
と笑顔で渡してくださったお花屋さん。
玄関を開けた時の母の驚いた顔、
そして初めて見た嬉しそうな涙。
黄色のバラを見るたびに、
今でもあの日のことを思い出します。
今年は気候もバラによかったのか
美しく咲いてくれた小さな庭のバラ。
その花姿に、母との大切な思い出を重ねながら
これからもこの小さな庭でバラを育てていきたいと思います。









