多摩動物公園にはフクを含めて6頭のユキヒョウが暮らしています。フクの父親のKOVOはカナダのアシニボイン動物園出身、母親のミミはオーストリア、ザルツブルグ動物園の出身。そしてフィンランドのヘルシンキ出身のヴァルデマールと多摩生まれ、多摩育ちの二頭のユキヒョウ、ミルチャとアサヒがいます。

ミルチャは2008年6月26日、シンギズとマユの間に生まれた♀です。名前の由来は日本の伝統色である海松茶(ミルチャ)。同じ年に生まれた異母兄弟はスオウ(蘇芳)コハク(琥珀)ハンです。ハンだけは父親シンギズの出身国カザフスタンの大使が名づけ親、後は同じ日本の伝統色にちなんで名づけられました。

「多摩のアイドル」と呼ばれるミルチャ。この写真だと強面にしか見えませんが、赤ちゃん時代のミルチャの写真はもう天使みたいに可愛いんです。運動神経抜群でお茶目なミルチャ、ずっと見てきた常連さんには特別の存在のようです。

 

さてフクは・・・くんくんと冬の香りを嗅いでいるのかと思いきや

思い切りあくびをしてました。あくびも全力投球、顔がすごいことになります。

すらっとしたミミに比べて、ずんぐりむっくりを具現化したようなフク。

大人になったら他のユキヒョウみたいになるのかな?