こんばんは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
「お金がない(2)」



「絶対に損をしなくない!」
と言われるお客様の過去を
タロットで見ていくと、
「お金がない」
が口癖になっているお母さんが出てきます。

じゃあ、本当にお金がなかったかと言えば、
毎日ご飯が食べられていた事から
全然なかった訳ではなさそうです。

中には、家族旅行に行ったり、
趣味を楽しんだり、お洋服を買ったり、
実は結構裕福なのに
「お金がない」と言われる
お母さんもいらっしゃいます。



それでは、何故、「お金がない」と
言ってしまうのか?


それは、お母さんの中に
『未消化の不安』があるからだと
分かってきました。

自分の中に未消化の不安があると、
未来を予測した時に
不安を感じてしまいます。



タロットで言うと、「月」の世界観です↓

ウェイト版タロット・月





周りが暗いと、動物は不安になります。

目の前に道があっても、夜は暗くて見えません。
見えない事で不安になるのです。
この先、どう進んでいいのか分からないから。

夜が明ければ、目の前に道が見えるのですが。。。




さて、『不安』のもとにある本物の感情は
『恐れ』です。
(『怒り』の場合もあるようです)

お母さん、実は怖いのですね。




実際には、お金があったとしても、
『将来』なくなったら怖い”という予期不安が
『今』感じられるので、
まるで今、無いかのように、
「お金がない」と言ってしまうのです。

「将来、お金がなくなるのが怖い
と言うべきところを
「お金がない」と言ってしまうのですね。


この時、将来お金が無くなる事を想像(妄想)して、
自分で自分を怖がらせています。

結局、お金が有っても、無くても怖いのです。



でも、子供には、お母さんの中で起こっている、
そんな事情は分かりません。

子供は、『親が正しい』と思っていますので、
“うちにはお金がないんだ”と
信じてしまうのです。

「今、お金がない」を信じた子供は
怖いと感じるでしょう。
お金がない⇒ご飯が食べられない⇒死
と、連想が繋がっていきますから。

お母さんが怖がっているのを察知して、
自分も怖くなる場合もあるでしょう。



『先に与える』⇒『損をする』⇒『お金が無くなる』⇒『怖い』
という思考が定着しているので、
『先に与える』は怖くて出来ません。

実は、死の恐怖を感じているのですもの。


自分の命を守るために、ケチになる。

ケチケチして先に与えないから、
『お金が沢山入ってくる』という状態にはなりません。
つまり、あまり稼げない。

稼げない事で、更に不安になってケチになる。
更にお金は入って来ない。

という悪循環に陥るようです。


自分の子供さんに、将来豊かになって欲しいなら
「お金がない」は言わないで下さいね。



「お金がない(最終回)」つづく。




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