こんばんは、タロット占い師・守田のり子です。

2014年6月に鑑定にお越し頂いたお客様の
鑑定実例です。

『ケルト十字』というスプレッド(カード展開法)での
鑑定結果と結果検証になりますので、
カードの枚数がかなり多いです。
しばらくお付き合い頂けたら嬉しいです。


【お客様】
40代・既婚女性Aさん


【ご相談】
仕事について。
現在勤めている会社を辞めることへの迷いと、
退職後に整体サロンを開業したらどうなるか?
というご相談でした。


【鑑定結果】
モダンメディバルタロットを使って、
『ケルト十字法』でみました。

(1) 現在のAさん
⇒コインの9・リバース(逆位置)

コインの9





部屋の中に、コインが9個積み上がっています。
ゴールの10個まであと一歩のところ。
そこまで来た自分を鏡に映して
満足している女性が描かれています。

カードがリバース(逆さま)に出ましたので、
すでに手に入れた9個のコインより、
『足りない1個』が気になっている様子です。


このカードを見ると、Aさんは、
今お勤めの会社で、充分実績を
出しておられるご様子。
おそらくお給料も充分得られているはずです。

でも、“何か足りない”と感じておられるようですね。



(2) そうなった理由=過去のAさん
⇒カップのペイジ

カップのペイジ





感情の容器であるカップを、大事そうに
両手で包んでいる少女の絵です。
カップの中=自分の感情を覗き込んいますね。

ペイジは、まだ成長が充分ではない
子供の状態を表してます。
Aさんは、感情面は子供のままで
今まで来られたようですね。



現在と過去のカード2枚から、
こんな事がイメージできます。


例えば、子どもの頃に、
テストで90点を取ったとしましょう。

テストを見た親から、
90点取って凄いね、偉いね。」と
『出来た所』を褒められるのではなく
「惜しかったね。
あと10点で
満点だったのにね。」
と『出来なかった所』を指摘されていると、
『足りない部分』に
目を向ける考え方の癖がつきます。

幼少期にこういった経験が続くと、、
もっと頑張らないと認めてもらえないんだ。。。
完璧じゃないとダメなんだ。。。
という固定観念ができ上がります。


親から欲しかったもの(賞賛や受容など)を
貰えなかったことで、大人になりきれない。
つまり、『子供のままの状態』で、
親からの受容を待つことになります。


つづく。





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