こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

以前、「笑って下さい」という
シリーズ記事を書きました。
今日から、その続編を書きたいと思います。


先日、ダーリンのススメで、
マザーテレサのドキュメンタリー映画を見ました。

マザーテレサ






その映画の中で、
家も食べ物もない貧しい人や、
手当を受けられない病気の人を、
シスター(修道女)達がお世話する
一場面がありました。

その中に、ボランティアにやってきた
学生風の青年が居ました。

医療や介護の知識のないこの青年は、
テキパキ動き回るシスターたちの中で、
自分が何をしたらいいのか
分からなかったそうです。


お世話するのは、
ホームレスや身寄りのないご老人、
シングルマザーといった、自分よりも年上の
人生の先輩ともいうべき人々。

「その人たちに、自分は何を話せるだろう」
「何と声を掛ければ良いのだろう」
彼はそう悩んだと言います。

その青年に、シスターたちから与えられた指示は、
「笑っていて下さい」だったそうです。

シスターやその青年が笑顔を向けると、
無表情だったホームレスや子供たちが
笑顔になっていました。



マザーテレサは、この映画の中で、
こう言われていました。

人間の飢餓には2種類ある。
ひとつは、身体の飢餓。
もうひとつは心の飢餓。

身体の飢餓は、
食べ物を与えれば治す事ができる。
これはとても簡単なこと。

でも、それよりもはるかに深刻なのが
『心の飢餓』。
心の飢餓は、愛を与えないと治せない。
実はこちらの方が難しいと。

心の飢餓を治すための第一歩が
『笑顔』なのだとマザーは
伝えておられたのだと思います。
つまり、笑うだけで、愛が伝わるのです。


マザーテレサ






私の鑑定や、タロット勉強会に来られる方々に、
最近、しつこいくらいに
「笑って下さい」と、私はお伝えしています。

お伝えというと、言葉は柔らかいですが、
半ば強制的に指示している場合もあります。
特に、プロの占い師さんに向けては。

お客様に愛を伝えられない占い師が
お客様の心の飢餓に寄り添い、
希望を与えられるとは思えません。


つづく。




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