こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
「いつまで生きますか?(1)」


私たちは、いつか必ず死にます。
でも、私たちは、何となくそれが
ず~っと先の事のように、
永遠に来ないかのように、思って生きているのですよね。

だから、色々なことを先に延ばせるのです↓

OSHO禅タロット・先延ばし





例えば、
・お金が貯まったら、やりたい事を勉強しよう
・正社員になったら自立しよう
・不倫中の彼が離婚するまで待とう
などなど。

そう思えるのは、明日も明後日も、
ず~っと先も、自分が
「生きてる」と信じているからです。

でも、それってホンマに


いつこの世を去らねばならばいかは、
誰にも分かりません。

現在、抱えている病気などなく、
たとえ元気な状態でも、
事故や自然災害に
巻き込まれることもありますから。

今日が人生最後の日かもしれません。
今日じゃなくても、
いつか必ず『その日』はやってきます。
自分だけ『例外』というのはありませんね。


乳がんを宣告されたHさんは、
実は不倫恋愛中でした。

でも、交際は順調だし、
“彼の子供が成人したら結婚しよう”
“ずっと一緒に居よう”という約束も出来ていたので、
特に将来を心配をすることもなく、
Hさんは彼とのお付き合いを続けていました。

いくら彼が誠実で約束を守る人であっても、
もし自分がそう長く生きられないなら、
『いつか彼と結婚する日』の前に
人生が終わってしまう。

あれ?
果たしてそれでいいんだろうか?と。





また、経営している会社の業績は順調で、
ずっと豊かな生活を送ってこられたHさん。

でも、もし、自分が亡くなったら?
会社はちゃんと廻っていくのか?
会社がうまくいかなくなったら、
社員たちの生活はどうなる?


と考え始めた時、このままじゃいかん!
という気持ちになったそうです。


仮に自分が居なくなっても、
社員たちが今までと変わらず、
豊かに幸せに暮らせる組織を作ろうと、
Hさんは改革を始めたのです。

Hさんは、幹部の社員さんたちに
自己資金を提供し、それぞれの得意分野で、
各自の会社を作らせる計画を立て始めました。


Hさんは、自分の考えたその方法で
間違っていないのかどうか、
社員たちはそれで幸せになれるのか、
確認のために鑑定に来られたのです。


つづく。


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