こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集26-3》

 

 

 

 

(4)Nさんの婚活についての総括→「統合」

 

 

OSHO禅タロット・統合

 

 

 

 


人の心の中には、
『陽のあたる当たる明るい部分』と、
『陰になっている闇の部分』とがあります。

それは相反するもののように見えて、
実は表裏一体のものです。
光のないところに陰は出来ません。

鷲と白鳥とは相反するように見えて、
ふたつでひとつになるものを表しています。
光と影、太陽と月、火と水、男性と女性、生と死。
どちらかひとつだけで存在することは出来ません。

相反するように見えるふたつのものを
ひとつに統合していくのが、
このカードの世界観です。

このカードを引かれる方は、
『自分の中の陽の当たる部分』を
自分の“良いところ”として、
その部分だけを見て成長してきました。
例えば、好きな事に打ち込む。
仕事を一生懸命頑張る、などです。

そして、陰の部分は
“無いもの”として生きてきました。
このため、その方の心は、
陰陽が合わさった美しい球体ではなく、
陽の部分だけの、歪んだ、
いびつな球体として存在しているのです。

Nさんは今、自分の陰の部分を認め、
統合する時期が来ています。



鑑定に来られた時のNさんは、
自分に合った結婚相談所に入会さえすれば
パートナーに出会えるはずだと
考えておられたのですが、
そうではありません。

 

 

Nさんにとっての婚活は、
単に“結婚相手を見つける”というものではなく、
自分の陰をしっかりと見つめ、
その部分も自分の一部なのだと
認める過程になるようです。

Nさんの潜在意識の中には、
『頑張っていない事=悪』
という信念がありました。
頑張っていない人には価値がない。
そうならないように自分は頑張るのだと
考えておられました。

 

 

しかし、Nさんは、自分の『罪悪感』を捨てて、
・『出来ない自分』
・『足りていない自分』
・『頑張っていない自分』
も自分なのだと受容れないと、
結婚に到達できないようです。

 

 

 

【結果検証】

《タロット占い・結果実例集26-最終回》

へつづく。


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