こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集21-2》


Yさんは小さい頃、お母さんから、
「あんはたブサイクだ」と言われ続けたことで、
自信を失い、
自己肯定感を育む事が殆ど出来ませでした。

加えて、暴力を受けた事で、自己肯定感は
更に押し下げられたはずです。

そして、思春期になり、
Yさんが女性らしい体型になってくると、
今度は女性性を否定するような発言の数々。

こういった体験を通して植え付けられた、
「自分はダメだ」という信念によって、
ものごとがうまくいかない“現実”を
引き寄せているのです。

これが、『自己破壊壊衝』、つまり
過去に出た「塔」のカードが示すものです↓

モダンメディバルタロット・塔



これだけでも、相当に酷な体験です。
しかし、Yさんがお母さんから受けた影響は
これだけではありませんでした。

今日も、ご本人の許可を得て、
Yさんのブログから引用させて頂きます。

以下、転載↓

小学校の時、私は塾に通っていました。
塾は夜9時過ぎまであったので、
休憩時間にお弁当を持って来ている子はそれを食べ、
持ってこない子は
おにぎりやパンを買って食べていました。

私はお弁当も持たせてもらえず、
おにぎりやパンを買うお金も、
もらえませんでした。

小学校5年生だから
月に500円という少ないお小遣いのなかから、
1つ100円以上するおにぎりを買っていました。
なのに、弟にはおにぎりを買うお金をあげていました。

「私も頂戴」といっても私はもらえませんでした。
おにぎりを買うのに、
いつも悲しい思いで買っていました。

そこから来ているのか、
未だに私は食費をあまり遣ってはいけないと思うのです。
化粧品は、自分を綺麗にするためだし、
大好きだから何も思わないのですが。
化粧品より金額の低い食費を使うのに、
すごく抵抗を感じます。。。。。

大人になってからも、あの仕打ちはひどいと思い
母に言ったこともあります。
そうするとまたヒステリックに
「言わんといて~」というのです。
きっと、そのことに関しては
自分でもひどいことをしたという
自覚があるのだろうとおもいます。


母は、一方的に機関銃のように
言いたい事をまくしたてます。
自分の話が終わったら、
私の衣服や持ち物の値段を
1つずつ聞いてきてきます。

私の家に来た時は、家中の物の値段を聞かれます。
(こないだ、1年ぶりくらいに家の中に入ってきて、
家中の物の値段をきかれました)

引いているラグ、干している洗濯物の一つ一つ、
キッチンマット、バスマット。
母に出したコーヒーカップ、カバン、財布、ピアス、
ラックの仕切り、ベットのシーツ、クッション、
私の使っているお箸、もう本当になにからなにまでです。

本当に異常だと思います。
もう目につくもの全てです。

そして、母は貧乏育ちで、
結婚してからも働きに出たことがないからか、
世間知らずの安物買いで、
物の価値(値段)が分からないんですね。

私が、馬鹿正直に値段を答えていると、
向かいや隣に聞こえるような大声を出して
叫ばれていました。
(ヒステリーなので、しょっちゅう叫びます)

「高い!高い!アンタは浪費家や。
お金をこんなにつかって!」みたいに。

自分の意志で自分の収入で買っているので
誰にも迷惑をかけていないのに、
過去の私は責められて
悪いことをしているような気持ちになっていたのでした。

今は、私のお金で買ってるし、
好きにしてなにが悪い、とおもっているので、
そんなことを言っても
「また言ってるわ」で済むのですが、
それでも心の中にモヤモヤが残るというか・・・・・

お金のトラウマ、制限というのは母から来ているんだなと
実感する出来事だからです。


お金に対する制限。
それをずっと自分のなかで感じて来ました。
無駄遣いをしてはいけない、
節約しなくてはいけないという刷り込み。

それが、入るものも少なければ、遣うことも無い、
という収入の制限になっているのではないか、
とも思っていました。

カウンセラーとしてもっと活躍できたらいいのに、
もっと役に立てたらと思っていましたが、
自分の描いている姿には遠い現状。
(もちろん、クライアントさんには
私を選んでいただき、感謝しています)
お勉強していくには、お金が本当にかかるので、
この制限を外して行かなくてはいけません。

ところが、禁止令を外すのに、大きなブロックがあって、
脚本の書き換えが出来ない自分がいました。
(他のことはできるのに)
自分の中のアダルトチャイルドが
バーンと大きく出てきてしまうのです。

転載、以上。


Yさんは、お母さんから
女性性や容姿を否定され続けただけでなく、
お金に対する制限も、植え付けられてしまったようです。

そして、潜在意識の中にある、
『お金に対する制限』が、カウンセラーとして
集客できない原因になっているようです。

これは、お母さんから受けた影響に対する
対処方法を見る必要がありそうです。

つづく。

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