こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日は、予想以上にたくさんの方から、
タロット勉強会へのお申込みを頂きました。
ありがとうございました。

告知後3分で、
すでに定員オ―バーしておりました

告知後すぐにメールを頂いたのに、
お断りしてしまった方々には、
本当に申し訳なく思っています。

すぐには無理ですが、
皆さまのご希望に添えるよう、
もう1クラス作るなりの改善策を考えたいと思います。
決まりましたら、また当ブログにて
お知らせ致しますので、しばらくお待ちください。


さて、一昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集⑳-4》


Wさんは、お母さんを抱きしめてみようと
何度も試みられました。
しかし、そのたびに体をかわして逃げられる


その不可解な行動を
タロットで探ってみると。。。


OSHO禅タロット・抑圧



“抱きしめられるのは苦しいものだ”
という怖れが、お母さんの中にあることが、
分かってきました。

おそらく、お母さんは子供の頃
自分のお母さんに、しっかり
抱きしめてもらった経験がないのでしょう。
それどころか、よく親に叩かれていたのかも。


お母さんからは、
Wさんが「反逆者」と見えていることから↓

OSHO禅タロット・反逆者



自分をハグしようとするWさんの中に、
自分を支配してきた親の姿を
無意識に感じているのかもしれません。

誰かが自分に近づくという行為は
心地よいものではなく、“怖いもの”という
感覚がお母さんの中に残っており、そのため
無意識に体がこわばるのかもしれません。

だとしたら、お母さん自身、
自分の子供をハグできない可能性もあります。


私はWさんに尋ねました。
「子供の頃、お母さんに
抱きしめてもらっていましたか?」

Wさん:
「抱きしめてもらっていません。
そんな覚えは、一度もありません。」

私:
「お母さんに可愛がられていた妹さんは、
お母さんにハグされていましたか?」

Wさん:
「いいえ。。。
そういえば、母は、
妹の事も抱きしめてはいませんでした



やっぱり。。。

Wさんのお母さんは、どうやらハグを
怖れているようです。
だから、自分の子供を、
しっかり抱いてあげる事が出来なかった。

そして、よく母親に叩かれていたWさんは、
抱きしめて貰えなかったことで、
『自分は大切にされていない。愛されていない』
という信念を、更に強化してしまったのかもしれません。



Wさんは、『お母さんを抱きしめる』という
課題を達成することは出来ませんでした。
しかし、この挑戦を通して、
とても大切な事に気づかれました。

それは、“愛されていなかったから、
お母さんに抱きしめて貰えなかった“のではなく、
お母さん自身が、
“抱きしめる”が出来ない人だという事です。

そして、Wさんは、その事に気づかれた時、
怯えながら育ったお母さんの子供時代を思い、
胸が締め付けられるような切なさを感じたようです。

お母さんも、怖かったんだ。。。


最終回へつづく。


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