こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集⑳-2》


Wさんが潜在意識の中に持っている
『私は幸せになれるはずがない』という信念。
それは、Wさんが幼少時にお母さんから受けた
『顔や頭を叩く』という行為によって
生まれたようだと分かってきました。

大切な人(母親)に、大事な部分(顔や頭)を、
弟や妹の前で叩かれる事で、自尊心が傷つき、
“自分は大切にされていない”
“自分には大切にされる価値がない”と
感じてしまったからです。

この状態では、自己肯定感はなかなか育ちません。


という事は、このお母さんとの間の『未消化の問題』を
解決しない事には、Wさんの信念を変える事は難しい。

ですので、次に、
お母さんとのかかわり合い方について
OSHO禅タロットで見てみました。


① 母さんにどう対処すればいいか?→「体験している」

OSHO禅タロット・体験している



樹を抱いている女性が描かれています。
この女性は、“樹とはどんなものか?”を
体感するために、目を閉じて、
樹を抱きしめているのです。
そうすることで、樹が自分を
抱いてくれている感覚も体験できます。



② では、 ①を実行したらどうなるか?→「忍耐」

OSHO禅タロット・忍耐



満ち欠けする月と、出産を待つ妊婦さんの絵です。
日本語の『忍耐』という言葉には、
耐えなければいけない、
辛そうな感じのニュアンスがありますが、
虹色の光に包まれたこの絵には
そういうイメージはありません。

この妊婦さんは、ちっとも辛そうではなく、
むしろ穏やかに微笑んでいるようにも見えます。


妊婦さんは、どれだけ結果を急いだとしても、
3カ月で子供を産むことは出来ません。
逆に、いつまでも妊婦でいたいと思っても
それも無理な事。

出産日がくれば、いずれ子供は生まれます。
だったら、イライラしながら結果を待つより、
のんびり、その待ち時間を楽しめばいいのです。


私はWさんにお伝えしました。

「とても変な事を言いますけど。。。
お母さんを、抱きしめてみてもらえますか?」


普通、こんな事を言われたら、
“はぁあああ
”となると思うのですが、
Wさんは、「分かりました、やってみます」と
答えて下さいました。

私の鑑定を数回受けてきたWさんだからこそ、
“タロットからのアドバイスを実行すれば、
結果がついてくる”
ということを、ご理解頂いていたからだと思います。


【結果検証】へ、つづく。


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