こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


お待たせしました、先日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集⑲-10》


自分とご主人との関係を、徐々に
客観的に見られるようになってきたZさん。

以前のZさんの中にあった、
『自分=被害者(良い)、ご主人=加害者(悪い)』
という構図は、すでに、Zさんの思考を縛る
支配的なものではなくなりました。

そして、Zさんは、本気で
ご主人の幸せを願えるようになってきたのです。
その状態になった時、改めてZさんは、
ご主人との関係について、考え直してみたそうです。

そして到達した結論は、
“やはり、修復はしたくない。
主人とは別々の人生を歩みたい”
というものだったのです。

ここまできて、やっと、
Zさんは本気で離婚を決意出来ました。


私のタロット勉強会では、毎月宿題が出されます。
私が考えて課題を出すのではありません。
各自のリーディングで、アドバイスに出た事を、
翌月までに実行してきてもらうのです。

その時のZさんへの宿題は、
「ご主人に離婚の理由を話すこと」でした。

Zさんは“離婚の意志”をご主人に伝えてはいましたが、
“離婚したい理由”は伝えていませんでした。
つまり、ご主人に自分の本心は話していなかった。


その時の事を、Zさんがブログに書かれていますので、
転載させて頂きます↓


先月のタロット勉強会で、
わたしに宿題が1つありました。
それは、
「ダンナに本音を言ってない」ということ。

『本当の離婚の理由を言ってから家を出なさい』

確かに言ってない。
心の中、ブログでは色々言ってたけど 
ダンナには何1つ言ってなかった。
全く向き合ってなかった。

勉強会が過ぎてから頭の中で、
「自分の本音」を考えてたけど、
考えれば考えるほど、
ダンナに対して腹立つ気持ちしか浮かばず
「言いたくない!」と思ってた。

でも、宿題は次の勉強会まで残したくない。

また考えたけどやっぱり、
自分の本音が全くわからなかった。


私の本音。。。

紙に書き始めた。
頭では全く浮かばなかったのに 
書き始めるとスラスラ言葉が浮かぶ。
自分が書いてるみたいじゃない感じがする。

泣きながら書いた。

大号泣。
そして、ビックリした。
これが私の本当の本音なんかと。

便箋に数枚書き終えて 何度も読んだ。

「そう、そうやねん!
わたし これが言いたかってん!」

だんなが仕事で2、3日留守にする日を見計らって、
弁当箱と一緒に手紙を入れた。
本当は面と向かってダンナに直接言うべきやけど、
どうもダンナは 私が2分以上しゃべると
イライラするらしい。
手紙だと、思ったことが全部書けるしね。

なんか緊張した。

翌日、ダンナからメールがきた。
手紙の返事。
読み終え、なるほどね‥ と。

でも、別れてお互い正解だなと納得できた。

手紙を読んでくれて、
自分の本音をキチンと言えて良かったなと
本当に思う。

相手がそれを読んでどう思うか‥じゃない。
自分の気持ちをちゃんと伝えることが
一番大事なこと。

手紙を渡し終えて、
ダンナから返事が来る間に、フッと思った。

少し前の自分なら 
自分の発言や行動で相手がどう思うやろうと
気にしていたけど、
今は少し気にならなくなってきた。

手紙を読んで 笑われてもいい。
バカにされてもいい。
そんなことより、
キチンと伝えたいんだと強く思った。


少し前からダンナは
また出会い系サイトで遊び始めた。
夜出かけることが多くなり、
週末には帰ってこない日もある。
携帯もしょっちゅう鳴る。
いろんな女と会ってるらしい。

またか‥。

でも、そのことをネタに
お互い笑話にできるようになってきている。

「どーせ、ブッサイクで横綱級の女やろ~。
さっさと新しい彼女でも見つけや~。」

ダンナが良い人見つけてくれて、
幸せになってくれたらそれが一番いい。

宿題一丁あがり!


転載、以上。

 
Zさん、良く頑張って、宿題を終わらせましたね


こうして自分の本音を探っている間に、
Zさんは、内面的にも外面的にも、
色々なものを発見されたようです。

そして、新しいスタートを切る心の準備を
徐々に整えていかれました。

心の準備だけではありません。
この頃から、Zさんは、
新しい家と、新しい仕事を探し始めました。

今のZさんなら、離婚しても決して後悔しないでしょう。
ようやく、「正義」のカードが
リバースから正位置に向いたようです↓


ウェイト版・正義


つづく。

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