こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日の続きです↓
「乳がん手術体験記(9)」


私が入院している間、ダーリンは
毎日、お見舞いに来てくれました。

土日はもちろんですが、
手術当日は会社を休み、
術後も、会社帰りに、クリニックに寄ってくれました。

いつも、TシャツにGパンという服装だった事もあり、
どうやら、入院患者さんや、クリニックのスタッフに、
ダーリンは、社会人ではなく、
学生だと思われてしまったようです。

そして、当然の事ながら、
よく、私の『息子』だと、間違われました(≧▽≦)
トホホ。。。


このクリニックでは、事前に予約しておくと、
入院患者は、面会に来た家族と一緒にご飯が食べられます。
これって、素敵なシステムだと思います。

私とダーリンが一緒にご飯を食べていると、
食堂のおばさんが、気を利かせて
ダーリンに、お代わりを持ってきてくれました。

その時にも言われましたよ。

「息子さん、まだ若いから、お腹すくやろ~。
もっと食べや~!」と(笑)


手術した当日は、
あり得ない程のしんどさでしたが、
翌日には、自分でも意外な位、
元気になっていました。

傷は少々痛みましたが、身体は元気。
手術翌日には、もう、仕事できるわ~!
って思いましたね。


回診にきてくれる主治医や院長も、
そんな私を見て、いつも、
「元気やな~。大丈夫そうやな。
いつ退院してもいいよ。」と言って下さいました。


だったら、って事で、私は、
術後3日目の朝に、退院する事に決めたのです。

自分の回復力に驚きましたが、
結局、手術前日から入院し、4泊5日の短い旅でした。


切除部位の検査結果は、
まだ出ていませんでしたが、
それは退院後に外来で聞くことに。

結局、その結果も、
どこにも転移は無く、細胞の悪性度も低く、
抗がん剤や放射線治療も必要ないとの事でした。


こうやって、私は、日常生活に戻りました。
仕事はうまく調整したので、
1日も休んでいません。

なので、誰一人、私が入院した事も、
手術した事も、気がつきませんでした(^_-)-☆


今回の手術体験談シリーズは、
ここで一旦終了です。



ただ、乳がんは、手術が終わってからが、
本当の戦いだと言われます。

身体の傷は、日にちが経つと回復します。
でも、乳房切除に伴う心の傷やストレスは、
そのままでは回復しにくいものです。

最もストレスを感じるのは、
性生活をどうするか?という点だと思います。

いつか、この点についても、書いてみたいと思います。


長らく、このシリーズにお付き合い下さった皆さま。
ありがとうございましたm(_ _)m

術後3年目の私は、とても元気で、
毎年の検診でも、異常はありません。

どうぞ、ご心配なくヽ(^o^)丿


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