こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日の続きです↓
「占い師として、してはいけない事④」


Mさんから頂いたメールに対して、
私はすぐに返信メールを送りました。

以下、そのメール文を転載します。


Mさんへ

昨日は、鑑定にお越し頂いて、ありがとうございました。
そして、本当にごめんなんさい。
メール頂けて、嬉しいです。
あの後も、Mさんの事がずっと気になっていました。

昨日、私は、占い師として、やってはいけない事を、
Mさんに対して、してしまいました。
それは、批判と、自分の主観の押し付けです。

私の精神状態が良くなかったせいで、
あんなことになったのだと思います。

Mさんには一切関係のない事なのに、
プロとしてお恥ずかしい限りで、
反省しています。

こんな私なのに、
また鑑定して欲しいと言って頂けて、本当に嬉しいです。

(以下、鑑定日の相談のため、省略)

転載、以上。



そして、このメールに対して、
Mさんから、さらに返信を頂きました。



以下、転載。


返信ありがとうございました!!

とんでもないです。
自分自身がよくわかっていること、
誰も言ってくれないことを言ってくれたのに、
それを受け入れられない、
(自分の)器を思い知りました。



転載、以上。



その後のやり取りで、
翌週、再び、Mさんが
鑑定に来て下さる事になりました。


前回の鑑定で、私が、Mさんを、
嫌な気持ちにさせてしまったのは事実です。

相手の言葉に対して聞く耳を待たず、
お互いの見解を主張し合い続けると、
こうも会話が噛み合わないのだと、
私は思い知りました。


ただ、冷静になってみると、
お互い目指している方向は、同じなのです。

お客様であるMさんも、占い師である私も、
“Mさんが、今ある苦しみから脱却し、
幸せになる方法”を、探っているのですから。

そして、メールでのやり取りの中で、
お互いが、相手を責めるのではなく、
自分自身を振り返り、“相手に歩み寄る姿勢”を
作り上げたのです。


そして、再鑑定にいらしたMさんは、
前回の鑑定で出た、「皇帝」そのものだったのです。

モダンメディバル・タロット・皇帝





最終回へ続く。


読者登録してね