こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
今日から、自戒を込めて、
新しいシリーズを書きたいと思います。
先週、私は、占い師として
してはならない事を、してしまいました。
それは、お客様に対する『批判』と『否定』と、
タロットからのアドバイスではない、
私の『主観の押し付け』です。
そのような事を二度としないために、
とても恥ずかしいのですが、
その日の出来事を、書きたいと思います。
その日、些細な事なのですが、
私にとって精神的に動揺する出来事があり、
私の状態は、あまりよろしくありませんでした![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
個人的な精神状態で、
鑑定のクオリティーが左右されるなど、
あってはならない事なのですが、
それが影響してしまうのだと、
痛感させられる出来事でした。
ご本人の許可を得て、書かせて頂きます。
お客様は、34歳独身女性のMさん。
彼氏は居るけど、
どうもしっくりいってない感じ。
せっかく二人で居る時も、
彼はゲームに夢中で、あまり、かまってくれないとか、
結婚の話もなかなか出てこないそうです。
仕事についても、
派遣の仕事が6月で終了することになり、
バイト先も、店長とケンカして辞めてしまったばかり。
ふたつの仕事を一度に失う事と、
彼との関係がスムーズに進んでいない事に、
かなり焦っているご様子でした。
それは困った状態やなぁ![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
と感じたのですが、Mさんの現状を見ると、
「皇帝」でした↓
“なんや、自分で好きなように、
道を切り開いて行けるやん。”
と、まずは安心した私。
そして、仕事に関するアドバイスは
「死神」↓
これは、“今までの仕事のやり方に
固執するのではなく、
新たな道を探って、仕事のパターンを
変える時が来ている”ということ。
つまり派遣ではなく、新たな働き方を
考える時期が来ているのです。
私はカードに出たその内容を、お伝えしました。
が、そのアドバイスを聞いたMさんは、
「6月で今の派遣先が終了したら、
また派遣会社に頼んで、
次の派遣先を探してもらおうと思っています。」
とおっしゃいました。
ん![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
私 :
「それじゃダメって出てるから、
例えば、好きな事をやるとか、
正社員で雇ってくれる所を探すとか、
試してみたらどうですか?」
Mさん :
「正社員は無理です。
だって、もう34歳だし。」
私 :
「34歳だと、正社員になれないのですか?」
Mさん :
「はい。」
私 :
「確かめてみたんですか?
実際、仕事を探してみました?」
Mさん :
「大学を卒業した時に、就活しました。
入りたい会社の入社試験を受けましたが、落とされました。
他の会社も受けてみましたが、全部ダメでした。
22歳で正社員になれなかったのですから、
34歳では、絶対に無理です。」
私 :
「そうだったんですね。
当時は、就職氷河期で大変だったんですよね。
でも、今は状況は変わっていますよ。
団塊の世代の大量定年退職で、
人が足りずに、困っている会社もたくさんありますから。」
Mさん :
「好きな仕事、やりたい仕事が見つかったら、
正社員になるつもりです。
でも、今はまだそれが見つかっていないから、
派遣でいいんです。」
ん![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
私 :
「正社員になるのは、好きな仕事じゃないとダメで、
派遣は好きな仕事でなくてもいいと?」
Mさん :
「はい、そうです。」
私 :
「じゃあ、出来るかどうかは別にして、
好きな仕事、本当にやりたかった仕事は
何ですか?」
Mさん :
「デザインの仕事に興味があります。」
私 :
「じゃあ、デザイン関係の会社を探してみたら?」
Mさん :
「デザインの仕事は、専門の勉強をしないと
入れません。」
私 :
「そうなんですか?
実際、探してみたのですか?」
Mさん:
「いいえ。」
私 :
「じゃあ、ダメ元で、1000社でも、2000社でも
履歴書を送るなり、なにかアクションを起こしてみたら?」
Mさん:
「どうせ落とされるし、
就活の時に嫌な思いをしているから、
同じ思いをしたくないんです。」
私 :
「じゃあ、先にデザインの勉強を始めてみるとか。」
Mさん:
「お金も時間の余裕もないから無理です。」
さて、この時点で、すでに
堂々巡りの会話が始まっています。
派遣の仕事にこだわるMさんと、
なんとか、“死神”のアドバイスを
聞き入れて欲しいと思う私。
平行線の会話に、私も焦り始めていました。
というのも。。。
独身女性で50歳を過ぎてから派遣を切られ、
次の派遣先も、就職先も見つからず
困っているお客様を、たくさん見ていたからです。
『34歳なら、まだまだいけるやん
』
という私の主観と
『このままやったら、Mさんがヤバイ
』という焦りが、
私にはありました。
そして、Mさんの辛い心情を受け止めるのが、
本来すべき事なのに、
その日の私は、
アドバイスを全く聞き入れようとしないMさんに、
イライラし始めていました。
こうなると、お客様と占い師の
信頼関係は、成り立ちません。
続く。
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今日から、自戒を込めて、
新しいシリーズを書きたいと思います。
先週、私は、占い師として
してはならない事を、してしまいました。
それは、お客様に対する『批判』と『否定』と、
タロットからのアドバイスではない、
私の『主観の押し付け』です。
そのような事を二度としないために、
とても恥ずかしいのですが、
その日の出来事を、書きたいと思います。
その日、些細な事なのですが、
私にとって精神的に動揺する出来事があり、
私の状態は、あまりよろしくありませんでした
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
個人的な精神状態で、
鑑定のクオリティーが左右されるなど、
あってはならない事なのですが、
それが影響してしまうのだと、
痛感させられる出来事でした。
ご本人の許可を得て、書かせて頂きます。
お客様は、34歳独身女性のMさん。
彼氏は居るけど、
どうもしっくりいってない感じ。
せっかく二人で居る時も、
彼はゲームに夢中で、あまり、かまってくれないとか、
結婚の話もなかなか出てこないそうです。
仕事についても、
派遣の仕事が6月で終了することになり、
バイト先も、店長とケンカして辞めてしまったばかり。
ふたつの仕事を一度に失う事と、
彼との関係がスムーズに進んでいない事に、
かなり焦っているご様子でした。
それは困った状態やなぁ
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
と感じたのですが、Mさんの現状を見ると、
「皇帝」でした↓
“なんや、自分で好きなように、
道を切り開いて行けるやん。”
と、まずは安心した私。
そして、仕事に関するアドバイスは
「死神」↓
これは、“今までの仕事のやり方に
固執するのではなく、
新たな道を探って、仕事のパターンを
変える時が来ている”ということ。
つまり派遣ではなく、新たな働き方を
考える時期が来ているのです。
私はカードに出たその内容を、お伝えしました。
が、そのアドバイスを聞いたMさんは、
「6月で今の派遣先が終了したら、
また派遣会社に頼んで、
次の派遣先を探してもらおうと思っています。」
とおっしゃいました。
ん
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
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私 :
「それじゃダメって出てるから、
例えば、好きな事をやるとか、
正社員で雇ってくれる所を探すとか、
試してみたらどうですか?」
Mさん :
「正社員は無理です。
だって、もう34歳だし。」
私 :
「34歳だと、正社員になれないのですか?」
Mさん :
「はい。」
私 :
「確かめてみたんですか?
実際、仕事を探してみました?」
Mさん :
「大学を卒業した時に、就活しました。
入りたい会社の入社試験を受けましたが、落とされました。
他の会社も受けてみましたが、全部ダメでした。
22歳で正社員になれなかったのですから、
34歳では、絶対に無理です。」
私 :
「そうだったんですね。
当時は、就職氷河期で大変だったんですよね。
でも、今は状況は変わっていますよ。
団塊の世代の大量定年退職で、
人が足りずに、困っている会社もたくさんありますから。」
Mさん :
「好きな仕事、やりたい仕事が見つかったら、
正社員になるつもりです。
でも、今はまだそれが見つかっていないから、
派遣でいいんです。」
ん
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![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
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私 :
「正社員になるのは、好きな仕事じゃないとダメで、
派遣は好きな仕事でなくてもいいと?」
Mさん :
「はい、そうです。」
私 :
「じゃあ、出来るかどうかは別にして、
好きな仕事、本当にやりたかった仕事は
何ですか?」
Mさん :
「デザインの仕事に興味があります。」
私 :
「じゃあ、デザイン関係の会社を探してみたら?」
Mさん :
「デザインの仕事は、専門の勉強をしないと
入れません。」
私 :
「そうなんですか?
実際、探してみたのですか?」
Mさん:
「いいえ。」
私 :
「じゃあ、ダメ元で、1000社でも、2000社でも
履歴書を送るなり、なにかアクションを起こしてみたら?」
Mさん:
「どうせ落とされるし、
就活の時に嫌な思いをしているから、
同じ思いをしたくないんです。」
私 :
「じゃあ、先にデザインの勉強を始めてみるとか。」
Mさん:
「お金も時間の余裕もないから無理です。」
さて、この時点で、すでに
堂々巡りの会話が始まっています。
派遣の仕事にこだわるMさんと、
なんとか、“死神”のアドバイスを
聞き入れて欲しいと思う私。
平行線の会話に、私も焦り始めていました。
というのも。。。
独身女性で50歳を過ぎてから派遣を切られ、
次の派遣先も、就職先も見つからず
困っているお客様を、たくさん見ていたからです。
『34歳なら、まだまだいけるやん
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
という私の主観と
『このままやったら、Mさんがヤバイ
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
私にはありました。
そして、Mさんの辛い心情を受け止めるのが、
本来すべき事なのに、
その日の私は、
アドバイスを全く聞き入れようとしないMさんに、
イライラし始めていました。
こうなると、お客様と占い師の
信頼関係は、成り立ちません。
続く。
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